スーパースカルプ旭・千林店には、乳がん術後4年でホルモン治療中のお客様がおられるんです。乳癌ですからずっと命の心配をされていたわけですが、状態が安定されたので「薄毛を克服して第二の人生楽しみたい!」ということで発毛開始されています。
発毛を始めるにあたり、お伝えしておかなきゃいけない事はたくさんあります。その中でも【発毛を妨げるリスク】これについては、あらかじめお伝えすることにしています。
「生えますよ」「大丈夫ですよ」どのお客さまにもそう言えたらいいですが、ご契約いただく時にいい加減なことは言えません。このお客様の場合、もちろん内服、外用は使えません。そして薄毛リスクが高い。きちんと説明が必要です。
乳がん治療のホルモン剤は女性ホルモンを抑える働きがあります。
こちらに詳しく書きましたが、女性ホルモンを抑えることは髪を健やかに保つサポート力が減るので、発毛するにあたりリスクになります。
はじめにお客様にそれをお伝えすると、「なんかこの薬飲みだしてからいっぺんに髪の毛が薄くなったから、私それ先生に聞いたことあるねん。でも先生は、そんなことないって言いはってん。だから関係ないみたいよ」っていう返事が返ってきたんです。
でも、お薬の名前を聞いてもやっぱり薄毛に関係するんです。そこは私も引けないので「関係するんですけどねぇ・・」って。そしたらお客様が「もう一回先生に聞いてみよか!」と言ってくださったんです。
「も~頼むから関係あるって言って。だってあるやん」私はそんな気持ちでした。
それから何週かしてお客様がいらして、先生に聞いたけど「誰がそんなん言うてるん?そんなん関係ないってやっぱり言いはるねん」っていう残念な返事。
「はぁ・・。やっぱりそうなんや」本当にこちらが正しくっても、やっぱりドクターの言うことの方を信用しますもんね。もうそれなら仕方ないし、どちらにせよ薬はやめられないし、それならとにかく生えればいいことなのでもうその話はそれで終わりにしたんです。
それから何ヶ月かしてそのお客様が、「あれ、薬やっぱり髪の毛と関係あるみたいやわ。先生そんなん知りはれへんねんな。」
私とのやり取りをお客様から聞かれていた息子さんが、気になって調べてくださったのだそうです。そしたら「やっぱり関係あるって書いてるで!」って。ちょうど健診のタイミングも重なり、たまたま違う先生にその話をしたら、「女性ホルモン抑えますからね。みんなではないけどそういう人もいます」って説明してくださったのだそうです。
やっとわかってもらえたしかも、そんなやり取りしていた数か月のあいだに、もうそんな事どうでもいいくらいフサフサに生えられ、息子さんも喜んでくださっています。
リスクもはねのけた素晴らしい発毛です!
病気を見つけ、治してくださった先生を心底信頼するのは当然。お医者様には到底かなわない。でも薄毛に関しては、お医者様よりも信頼頂ける、そんな発毛技能士になりたいと思っています。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 8月 | ||||||
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 |