Aozoraへご相談にお越しになる方は年々増えており、特に女性の薄毛相談がとても増えています。今回は女性のご相談の中でも特に多い”前髪の薄毛”についてお伝えします。
女性特有の前髪の薄毛とは?
女性の薄毛の場合、男性の様に後退していくのではなく、前頭部から頭頂部の髪が細くなったり、抜け毛が増えたりしてボリュームが少なくなることがほとんどです。
また、M字のそりこみ部分が薄くなる場合もあります。
前頭部から頭頂部にかけて、次第に全体の髪が薄くなる薄毛のことを「びまん性脱毛症」と呼びます。
この「びまん」というのは医学用語で、「全体的に広がる」という意味です。
常に前髪をキュッときつく引っ張るような髪型をしていると、毛根に負担がかかり結果薄くなる状態を「牽引性脱毛症」といいます。
上に書いた2つが主な症状です。
では、詳しい原因とはなんでしょうか?
びまん性脱毛症の主な原因
主な原因として…
①ホルモンバランスの乱れ(閉経も含む)
②ストレス
③間違ったヘアケア
④生活習慣の乱れ
⑤過度なダイエット
などが原因で起こります。
主に40代〜50代を中心に全世代に起こりうる脱毛症です。
それぞれ詳しくみて見ましょう。
①ホルモンバランス
加齢により女性ホルモンの分泌量が減ります。カーブが急激に落ちているのが40代です。
この女性ホルモンは「エストロゲン」 といい、40代になると20代の半分ほどに減ると言われています。急激に減ることでバランスが崩れ、人によっては若い頃と髪質が変わってきたと感じる人もいます。
このエストロゲンは、髪の毛の成長を促したり、成長期を長く保つのに必要なホルモンなので、バランスが乱れると髪にも影響が及びます。
また、産後のホルモンバランスも大きく変化する為、抜け毛が増えます。
②ストレス
ストレスを感じると、自律神経が乱れます。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、ストレスを受けると交感神経が優位になります。
交感神経ばかりが働いてしまうと、血流が悪くなり栄養が身体の隅々まできちんと行き渡らない状態になります。
これが続くと、当然髪の毛もダメージを受け、抜け毛や薄毛が起こってしまいます。
③間違ったヘアケア
間違ったヘアケアをそのまま続けていると頭皮にダメージを与えてしまい、薄毛になる可能性があります。
例えば…
・洗浄力の強いシャンプーを使う。
・力強くゴシゴシ洗う。
・不衛生なブラシでのブラッシングをする。
・ブラッシングのしすぎで頭皮にダメージを与える。
・頻回に繰り返すカラーリングやパーマ
などは、頭皮に悪影響を及ぼします。
特に白髪が出てくる年代は女性ホルモンの低下する年代で、頭皮に良くないケアを続けているとダブルパンチになります。白髪はAozoraが髪や頭皮のことを考え作った『女王ボタニヘア』をお勧めします。
ケミカルな髪で大切な髪を減らさないよう、白髪がちらつき始めたら、頭皮はこれまで以上に大切にしていきましょう。
④生活習慣の乱れ
睡眠不足、運動不足、喫煙、飲酒といった生活習慣の乱れが血行不良を招きます。
髪の毛は血から栄養をもらっているので、
血行不良が起こると頭皮環境が悪くなり、髪の毛に十分な栄養や酸素が行き渡りません。
よって成長が妨げられ薄毛に繋がります。
⑤過度なダイエット
過度なダイエットも薄毛の原因になります。
きちんと考えられた食事や運動によって、適度にダイエットを行う分には良いのですが、食事を減らしたり、食べなかったりという極端なダイエットを続けるとによる体も髪も栄養不足に陥ります。栄養不足はもちろん抜け毛の大きな要因になります。気をつけましょう。
上に述べたものが主な原因ですが、1つだけではなく複合的になものにより薄毛になられている方が多いです。
Aozoraでたくさんのお客様が通われているびまん性脱毛症。日頃の生活習慣やヘアケアが深く関わっているため自宅での対策はとても大切です。次のような対策で頭皮環境を整え、元気な髪を育てましょう。
・十分かつ良質な睡眠
十分かつ良質な睡眠は、ホルモンバランスを整えることに繋がります。また、ストレスも和らぐので、自律神経の乱れで起こる血管の収縮に対処できます。良質な睡眠をとるために、睡眠の質を低下させる行動を避けることが大切です。現代人には一番難しい課題かもしれません。
例えば、寝る前にスマホやPCを見ていると、脳が活発に働いてしまい寝つきにくくなります。また、寝る直前に熱い湯に浸かったり、食事をとったりすることも睡眠の質の低下に繋がります。食事は寝る3 時間前、入浴は2時間前までにが理想です。
・健康な髪を作るためには、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。
タンパク質やビタミン、ミネラルなど、さまざまな栄養を摂ることが大切です。
そのためには、肉や魚、野菜、きのこ、果物など、好き嫌いなく、色々な食品を食べる必要があります。また、女性ホルモンに似た働きを持つイソフラボンを積極的に摂取するとよいでしょう。食事で栄養を摂るのが難しい方は、サプリメントやプロテインなどを併用するのもおすすめです。
・適度な運動
運動は、筋肉量を増やし、血流を促す効果があります。血の巡りが良くなると頭皮への栄養の供給が高まり、育毛に良い影響を与えられます。しかし、あまりに激しい運動はストレスが溜まります。ストレスのない適度な運動を長く続けましょう。
運動不足の方は、ウォーキングからまず始めるのがおすすめです!1日20分程度から初めてみると良いです。他にも、エレベーターではなく階段を使ったり、1つ手前の駅やバス停で降りて歩いたりなど、日常生活で取り入れられる事を習慣づけるのもおすすめです。
・過度な飲酒と喫煙を避ける
過度な飲酒は、亜鉛不足を招きます。
髪の毛の元になるタンパク質をケラチンに変える役割がある亜鉛は、髪の毛の生成に欠かせません。飲酒をすると肝臓でアルコールを分解する時に消費されるため、過度に飲酒をすると亜鉛不足が起こります。亜鉛が不足すると髪の毛だけでなく、風邪をひきやすくなったり、肌が乾燥しやすくなったりと、他のところにも影響が出てきます。なので、おつまみを亜鉛を多く含むものを選ぶなど工夫をするのもおすすめです。
例えば、アーモンドなどのナッツ類やレバー、チーズなどがあります。
ただしお酒の飲む際は、適量を守ることは大前提です。
過度な飲酒は避け、適度に楽しむようにしましょう。
喫煙についてですが、タバコに含まれるニコチンが血管を収縮させるため、全身の血の巡りを悪くします。喫煙により血行不良に陥ると、当然頭皮への血の巡りも悪くなります。
『百害あって一利なし』といわれるタバコ。頭皮だけなく、多くのがんや心筋梗塞、脳卒中などのリスクが高まり、非喫煙者と比べて10歳程度余命が短くなると言われています。
飲酒と喫煙の習慣を急に変えることは困難ですが、体のためにも意識して過ごされると良いと思います。
少し前のものになりますが、ご覧ください。
牽引性脱毛症の主な原因
ぎゅっと、前髪を後ろに引っ張る髪型(ポニーテールやお団子、編み込みなど)を長期間続けることで生え際の髪が抜けやすくなってしまいます。ヘアアイロンなどの習慣も、髪を引っ張る強さによっては原因となることがあります。
牽引性脱毛症は初期の段階であれば原因となっている髪型をやめることで元に戻ります。
しかし、長時間続けることで、髪の毛をつくり、支える毛包まで障害を受けてしまうと、永久的に髪が生えてこなくなることがあります。そのため早めに原因に気づき、髪型やヘアケア習慣を変えたり工夫したりすることが大切です。
前髪をいつもきつくしばるような髪型をしている人は注意しましょう。
・髪の毛をおろす
・分け目を変える
・ヘアアイロンの使用を控える
など、出来る限り髪や頭皮に負担が無いような髪型が一番おすすめです。
また、引っ張ることで血行不良が起こります。マッサージをして血流を促すのも方法も一つです。
まとめ
ボリュームが減り、ハリコシがなくなって、ようやく薄毛の自覚症状が出始めます。
対策が遅れることで、遅れた分毛髪もどんどん脱毛してしまいます。
上で述べたものは家でできることもあるので、生活習慣や、ヘアスタイルを見直してと女性特有の薄毛の改善・対策を行いましょう。
髪のためにできることはたくさんあります。
ご自身に当てはまるところから改善してみてください!きっと髪が変わります。
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