こんにちは。鮫島です。
いつもご覧いただき有難うございます!またSNS(インスタやアメブロ)もいつもご覧下さり感謝です!
さて今回はYouTubeの視聴者様からご質問を頂き、動画でアップさせていただきました。
内容は「抜け毛が怖くて洗髪が出来ない」というお悩みで、意識を前向きにかえられるような解説が欲しいという御相談でした。
▼実際の動画はこちら▼
自分なりに、どうしたら前向きな気持ちでまたきちんとシャンプーをして頂けるようになるのかを考えて、お話しさせていただいています。原稿はざっくり書きましたが、結局見ないで話してしまっています。笑
このように抜け毛が怖くてまともに頭が洗えないという話は発毛体験でとても多いです。
では本当に、シャンプーをする行為が、抜け毛を増やすのでしょうか?
確認していきましょう!
私たちの髪はシャンプーをすることにより抜け毛が増えるのでしょうか?
答えは、結論から言うとシャンプーしたからと言って抜け毛は増えません。
一日の間に一番抜け毛を感じるのはシャンプー時であることは間違いありませんが、それは抜けた髪が落ちずに、髪内に残っていたりすることもあるためです。
歩いていても抜けた毛は落ちます。
では実際にシャンプー時に抜ける髪とはどのような状態なのでしょうか?
ヘアサイクルのメカニズムについて
私たちの髪はヘアサイクルがあり、髪が育つ成長期から、退行期、そして休止期へと変わり、次の髪がまた生まれます。
シャンプーで抜けているのは休止期を終えた髪。
すなわち、シャンプーで抜けているのではなく、その髪は遅かれ早かれ抜ける髪なのです。
通常1日の抜け毛は50~100本、この範囲であれば問題はないとされています。ただ年齢や状況により個人差はあるため、その本数を気にすることや、他人と比べることが正しくないこともあります。
またシャンプー時に抜ける本数は平均30~80本で、これは一日の抜け毛の6~8割に当たります。
ですので洗髪時に抜け毛が気になる人が多いのは当然ともいえます。
では実際に、毎日きちんとシャンプーが出来ていないとどうなるのでしょうか?
これは実際にAozoraのお客様にみられた一例です。
抜け毛が多く感じ、シャンプーなどを変えてみても、抜け毛が一向に減らず、ついには洗髪がきちんと行えなくなってしまわれました。怖くて長い期間まともにシャンプーをしなかったため、皮膚が炎症を起こし、来店時にはかゆみを伴う脂漏性皮膚炎、皮膚が炎症を起こしているという状態でした。肉眼で見ても一目瞭然でしたが、その時のマイクロスコープ画像がこちらです。
▼マイクロスコープで確認した頭皮環境はこちら▼
私たちの頭皮や髪は空気汚れはもちろん、汗や皮脂で日々汚れています。
また整髪料を付ける場合は整髪料も頭皮や髪に残ります。
抜け毛が気になり、きちんと洗髪が出来ないと、結局のところかえって抜け毛を増やしてしまうことになりかねないのです。
そのため、日々の頭皮ケアはしっかりと行う必要があります。
また、このような不安があれば、自己解決せずに専門家に相談することも大切です。
そして、そもそもの抜け毛が増えた原因です。
一度じっくり考えてみましょう。生活、食事、ストレス・・・思い当たることはありませんか?
髪は一日で作られるものではありません。
抜け毛が多くなるということはあなたの体に何かしらの異変が起こっているのです。
それが改善されない限り、前向きにシャンプーが出来たとしても、リスキーなままの頭皮ではいたちごっことなります。
抜け毛が増えたのは身体からのサインでもあります。
今一度、自分のここ数カ月の生活を振り返ってみましょう。
とはいえ、抜け毛が気になる人は、外に出ることすら苦痛になってしまう人も少なくありませんよね。
そんな方へおすすめなヘアスタイルもご紹介します。
抜け毛が気になるときは、セミロングまたはショートヘアがおすすめです。
同じ抜け毛の本数だとしても、髪の毛の長さが短い方が、抜け毛の本数は少なく見えるため、精神的な負担を軽減することができます。
抜け毛が気になりシャンプーできないという方に意外と多いのがロングヘア。
想像してみてください。
同じ10本の髪が抜けているとして、ショートヘアとロングヘア、どちらが気になると思いますか?
ロングヘアだということが容易にわかります。長い髪は抜け毛が目立ち、排水溝の掃除もショートヘアよりかかります。要は髪が長いと気になりやすいということです。
また、以前ロングヘアのお客様の髪を量らせていただいたことがあります。70gありました。たかが70g、されど70g。ずっと頭皮には重力がかかっています。また束ねる際にも負荷、ドライヤー時間も長くなります。
そして、いざシャンプー!となった際に、次に気になるのがシャンプー選び。
CMやネットでもいろんな情報がありますが、もりもりと泡が立つ、強い香りのものはあまり頭皮には良いとは言えません。
アミノ酸系のシャンプーでシャンプー剤を頭皮に残さないようしっかりと洗う。しっかりというのはゴシゴシ洗うのではなく優しく時間をかけ髪の根元をしっかり洗います。
そして、流す時間は2分!2分間は流しましょう。
これらを心掛けるだけでも頭皮は変わります。
マイルドな洗浄成分:頭皮を刺激せず、過剰な油や汚れを取り除くためのマイルドな洗浄成分が含まれているものが理想的です。例えば、ココイルグルタミン酸2Naやラウリルグルコシドなどが一般的です。
ノンシリコン: シリコンは髪にツヤを与える効果がありますが、同じように頭皮もコーティングしてしまう為あまりお勧めできません。特に皮脂の多い方は注意が必要です。頭皮に負担がかかります。 ノンシリコンのシャンプーは、髪や頭皮を優しく洗浄するためゆっくりしっかり洗髪することができます。
無硫酸系界面活性剤(サルフェートフリー界面活性剤):一般的なシャンプーに使用される硫酸系界面活性剤(ラウリル硫酸ナトリウムやラウリル硫酸アンモニウム)は、強力な洗浄力を持つため、食器洗剤の様に頭皮に大切な皮脂まで根こそぎとってしまいます。そのため頭皮が乾燥し、頭皮トラブルの原因となります。無硫酸系界面活性剤(例:ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、ココイルイセチオン酸ナトリウム)は、より穏やかな洗浄力を提供し、頭皮に優しいとされています。
コマーシャルや、ネットの雰囲気だけで商品を選ぶのではなく、どんな成分が含まれているのか?すべてわからなくても少し意識するだけでシャンプー選びは変わります。私自身、発毛の仕事をするまでは香り重視で高価なシャンプーやコンディショナーを選んでいました。今思えば、頭皮に負担をかけていたことが良くわかります。
シャンプー選びというのは薄毛対策や抜け毛対策の基本中の基本となります。
シャンプーに迷われた際は、こちらのサロン監修のヘアケアアイテムがおススメです。
抜け毛は気が滅入りがち。でもふさいでいても髪は生えません。
ぜひ今日からできること、髪づくりをして行ってくださいね!
前向きな気持ちになれる動画はこちら!
この動画の他にもたくさんの対策動画をアップしていますので、できることから取り組んでください。
▼発毛体験受付中▼
今回のようなご質問、とてもありがたかったです。
良い気付きを頂きました。髪の悩みは毎日の生活を変えてしまいます。
「自分はすでに薄毛?薄毛の状態ってどうなの?今起こっていることの原因は?」
スッキリしない時は発毛体験にいらしてください。しっかりと見させていただきます。
最後までお読みいただき有難うございました!