冬といえば、空気が乾燥し暖房による室内の乾燥も加わり、肌の乾燥や手荒れが気になる季節です。この時期になるとハンドクリームやボディクリームが手放せなくなる方も多いのではないでしょうか。
そして、意外と気付きにくいですが冬は頭皮も髪も肌と同じように、とても乾燥しやすい状態になっています。
ですので『冬になって抜け毛が増えたな』と感じている方も多いのではないでしょうか。
今回はその原因をご紹介していきます。また、冬に起こりやすい抜け毛の対策や予防法についてもお話していきます。
一般的に秋に抜け毛が増え、冬は抜け毛が減る季節と言われることが多いです。
ではなぜ増えたと感じる人がいるのでしょうか。
ひとくくりに冬と言っても抜け毛が増える時期もあり、9月頃から11月頃の秋口から冬にかけての時期は増えやすい傾向にあります。
髪の毛は平均して4~6年というヘアサイクルを持ち、毛母細胞が活発に働いて髪が成長する『成長期』、髪の成長が止まり抜け落ちるまでの準備期間の『退行期』、新しい毛に押し出されるように抜け落ちる『休止期』を繰り返しています。従って、一日100本ほどの抜け毛は自然脱毛によるもので当たり前にありますが、秋口から冬にかけての間は50本ほどプラスして150本ほど抜けても問題ないと考えられています。
ですので、寒く乾燥の厳しい冬場に抜け毛が増えてしまうのはある程度仕方のないことなので心配し過ぎることはありませんが、これよりも多い抜け毛は危険です。
では一体どういった原因で抜け毛が増えているのでしょうか。
冬は外気の温度が下がり、空気が乾燥します。
冬の湿度は夏の半分程度しかなく、さらに暖房を使用することによって室内も乾燥しているためより湿度が下がり肌の乾燥が進みます。実際に湿度が下がっていることはなかなか実感することは難しいですが、冬場になると顔・手足・指先がカサカサ乾燥するなと感じられる方は多いのではないでしょうか。実は頭皮も同じように乾燥します。
頭皮が潤いを失うと保湿成分の蒸散でバリア機能が低下し、健康状態が損なわれ、炎症を起こしたり抜け毛を誘発したりといったトラブルが生じます。
頭皮の健康状態は、毛細血管から運ばれる栄養素を正常に受け取ることで保たれています。
しかし、冬場は気温が下がることで頭皮の毛細血管が収縮してしまうため、髪の毛を作り維持することに必要な栄養素が頭皮に届かないことがあります。手足の指先は体の末端にあるため冷えやすいと考えますが、頭皮も同じく体の末端にあるため冷えやすく、血行不良になりやすいです。
結果、頭皮の血行不良による栄養不足が抜け毛のリスクを高めているのです。
冬場は身体が冷えることで、身体の体力や免疫力が低下しやすくなります。
体温が1℃下がると、免疫力は30%低下してしまうとも言われています。体力や免疫力が落ちることで、頭皮の常在菌は繁殖しやすくなり、頭皮の衛生環境が悪化すれば、炎症や抜け毛を引き起こす原因となります。
冬は洋服や防寒具の着脱が多く、素材によっては摩擦が起き静電気が発生します。
静電気が起きることで通常より雑菌やホコリが頭皮に付きやすくなります。その状態が続くことで頭皮トラブルに繋がり、抜け毛が増えてしまいます。
また、静電気により髪の一番外側にあるキューティクルが剝がれてしまい、髪の栄養素が外に漏れ出てしまいます。
それにより、髪に栄養が行きわたらなくことで抜け毛が増えてしまいます。
ではどのように対策・予防をしたら良いのでしょうか。
ここからは乾燥対策と予防法についてお伝えしていきます。
朝食から、スープや味噌汁など身体を温かくしてくれるものを積極的に摂りましょう。温かい食べ物で新陳代謝を高め血行を促進します。
また、身体を内側から温める食材(根菜類・ショウガ・唐辛子など)を使った料理がおすすめです。
食事の内容を見直して身体を内側から温めるようにしましょう。
冷えは血流を鈍らせ、あらゆる不調の原因となります。
防寒のポイントは3首を冷やさないことです。3首とは『首・手首・足首』のことです。ホットタオルやホットパックなどでしっかり温めて血行を改善させましょう。
特に首は頭皮に血液を送るのに重要な場所ですので冷やさないよう心がけましょう。
冬場は身体が冷えることで、身体の体力や免疫力が低下しがちです。
冬はどうしても運動不足になります。寒さで縮こまった身体を運動で活性化し、血行を促進しましょう。
例えば、朝早起きしてウォーキングやジョギングをする、ラジオ体操をする、ストレッチをするなど毎日習慣化して行えるものが尚良いです。
また長時間デスクに向かって座っている仕事の方は、1時間に1回は立ち上がり軽いストレッチをするなど身体を定期的にほぐしましょう。
Aozoraのお客様たちは、なかやまきんに君の筋肉体操をされる方が多く私もしています。
冬のバスタイムは血行促進のための重要な時間です。シャワーだけで済ませずに、ぬるめの湯船にゆっくり浸かりましょう。
ここで注意してほしいことは温度です。
熱すぎるお湯はかえって体を活動的にさせてしまい、交感神経が興奮することで血管が収縮し、リラックスとは真逆の状態になります。血行を良くして筋肉を緩めリラックスすることが大事ですので38~40度くらいのお湯に浸かるようにしましょう。
温浴効果が抜群で、体内にマグネシウムを取り入れストレス対策ができるエプソムソルト。育毛効果抜群です。
なんと!私はこのおかげで今年一度も眠るときにエアコンをつけませんでした。
体が芯底温まり、ストレス対策になりますので毎日忙しくされている方や、追い炊き機能がなくあまり湯船に入らないという方、ぜひ使ってみてください。お得なまとめ買いもあります。
そして冬は乾燥する季節ですので、もちろん頭皮も乾燥しています。
カサつき、痒み、フケなどが出てきた時には乾燥から悪化して頭皮トラブルが始まっているサインです。そうなる前に、頭皮のお手入れでもあるシャンプーの見直しをしましょう。
アミノ酸系のシャンプーや低刺激のものでしっかりと頭皮を洗い、必ずコンディショナーをしましょう。髪の毛が短い方でもコンディショナーは頭皮の乾燥を防ぐためには必要です。髪の長さに関わらず、コンディショナーを使ってしっかり保湿していきましょう。
また、アウトバスケアとして頭皮用の保湿ローションを使用することもおすすめします。
その他にも、加湿器などで室内を乾燥させない工夫も同時に行いましょう。お部屋の湿度は50~60%が理想です。
頭皮の乾燥対策についてはこちらの動画で詳しく説明しています。
水分補給をしっかり行っていないと体内が水分不足になり、頭皮の乾燥の原因になります。
肌の水分量は摂取している水分量と密接な関係があります。そのため水分の摂取量を1日2ℓ意識して飲むようにしましょう。適切な水分量を取ると、頭皮に必要な水分量をキープすることが可能です。
また飲むタイミングや温度も重要です。一度に大量の水分を飲んでも吸収できず、逆に胃に負担をかけてしまいます。コップ1杯程度をこまめに飲むのが理想的です。意識して摂取したいタイミングは、起床直後・就寝前・食事中・運動前後や最中・入浴前後です。
このとき、冷たい水を飲むのではなく、常温または白湯で飲むのが好ましいです。
洋服や防寒具の素材がニットやナイロン系の場合は静電気が起きやすい生地なので、着脱の際は特に摩擦に気を付けましょう。組み合わせとしては「ナイロン×レーヨン」や「ポリエステル×アクリル」など静電気が起きにくい生地を合わせることが大切です。
また麻、コットン、シルクといった帯電しにくい素材を組み合わせることでも静電気を減らすことが出来ます。
上記のことを実施し、抜け毛対策をしていきましょう。
冬の抜け毛が増える原因は季節ならではのことだと分かりました。
抜け毛の予防や対策をしていくためには冷えと乾燥を防ぐことがとても大事になってきますね。
しかしこれは髪の毛だけに関わらず、身体の健康面においても同じことが言えます。健康的な生活や習慣を心掛けることは美しい髪の毛だけでなく病気の予防や対策にもつながります。
さらに乾燥対策や水分補給は美肌にも効果的です。毎日の積み重ねがより良い髪や身体を作ります。
抜け毛が気になる方も、そうでない方も今一度ご自身の生活習慣や運動習慣など出来るところから見直してみてはいかがでしょうか。
今回頭皮の乾燥対策の動画を載せていますが、静電気対策や頭皮マッサージなど、自宅でできる様々な動画をYouTube【発毛ナースさめちゃんねる】にて配信中です。
「自分はすでに薄毛?薄毛の状態ってどうなの?今起こっていることの原因は?」
スッキリしない時は発毛体験にいらしてください。しっかりと見させていただきます。
またAozoraではアメブロやインスタグラムで日々の様子をお伝えしており、たくさんのお客様がご覧くださっています。髪に関係のないプライベート投稿も多いですが、機会があれば一度ご覧になってみてください。
Aozoraの思いや薬を使わない発毛への取り組みが伝われば嬉しいです!
最後までお読みいただき有難うございました!
やってしまいました。チコちゃんの出産でバタバタしていたら、今度はケガです。と言っても大事には至らなかったのですが・・
チコちゃんの出産ブログはこちら・・→アメブロはこちら
赤ちゃんを見るために子供たちと実家に行こうと、車に乗り込む際、
日曜日に腰を痛めてしまった私は、左手で前の枠の部分を持ってシートに座ろうとしたんです。そしたら助手席に乗った娘が普通に前のドアをバンと閉めたから大変!! 見事に手がドアに挟まれてしまいました。
「痛い~~!!」瞬間、目の前に星が飛ぶような痛さに「やってしまった・・」と思ったものの、私の手をはさんでしまった娘の「キャ~~っ!お母さんっっっ」っという悲鳴が大きすぎて、それに驚き逆に落ち着きました。
スグに腫れてきたので保冷剤を取ってきてもらい冷やし、行き先は実家から病院へ変更・・。
20時だったので診療しているところがなく救急病院へ。
古巣でもある病院。古巣と言っても30年前!大古巣(笑)。でもまだ勤続されている方がたくさんおられるんですよ。
誰かいないかな~・・とちょっと楽しみだったけれど、今回は皆知らない方ばかりでした。そりゃそっか・・
そして、レントゲンを撮るころには痛みもマシになり、「慌てて来てしまったな・・」と思いました。
幸いレントゲンでも骨折はなく挫傷。安心しました。
応急処置のRICEご存知ですか?
この応急処置をするかしないかで、そのあとのコンディションがすごく変わってきます。
診察室から出てくると、娘が「最近の車って、手を挟んでも骨折しにくいように、ゴムが分厚く、隙間があるらしい」と教えてくれました。
診察中に調べたようです。何、調べてるんや・・笑
たしかに・・あれだけ普通にドアをバンと閉めて、骨折しないなんてすごいなと思いました。本当に良かったです。
診察はレントゲンを見て「折れてないですね、痛み止めいりますか?」
時間外診療なのであっさり診察は仕方なく、骨折していないことがわかり、それだけでも助かったので、家で冷やして包帯巻いとこ・・と思ったら、今度は包帯が無い!
どうしようと思い、時間外で申し訳なかったのですが、院長に電話し包帯をお願いしました。
Aozoraの院長は柔道整復師なので、こうしたとき本当に頼りになります。私は骨折ばかりしていて、そのたびに毎回何かしら助けて頂いています。
あとから思えば、包帯はコンビニで売っていたかもしれないですが、遠いドン・キホーテしか思い浮かばなかったんです。
アイシングシートを持ち、包帯してもらいに行き、しっかり巻いてもらいました。
巻けど巻けど終わらない包帯・・おかしいなと思ったら、「バンテージやん!」
院長がボクシングされる時のバンテージだったんです。
「今殴ったら間違いなく折れますよ!」なんて冗談も言いつつ・・まぁ何でもいいか。とても助かりました。
アイシングシートを貼り、しっかり包帯してもらえたので、うずいて眠れないといったこともなく熟睡でき、内出血も腫れも翌朝にはほぼ落ち着いていました。
サロンのお客様でも、たまにどこかを痛められ、院長に診てもらったりすることがあるのですが、
だいたいはケガした際に冷やされず、シップを貼っていることが多いです。もちろん、あとならシップもよいですが、シップには冷却効果はほぼありません。まず先にアイシング。今回もレントゲンと診察の間、保冷剤を娘に渡していたら、その間にじんじんうずいてきました。冷やすのって本当に大切だなと実感しました!
ケガはしないのが一番ですが、何かのハプニングがあった際はまず”RICE”で応急処置をしてくださいね。
それにしても、このハプニング続き。そういう時期、ご経験ありませんか?
なんかこういうのあります。
ちょっとお参りに行ってしっかり地に足つけて、次が無いように気を付けたいと思っています。
旭・千林店の休日は月曜火曜。今週もいつものように休日を過ごすはずが、とんでもない事態に。
人生、何が起こるかわかりませんね。
完全、プライベートブログになりますが、ぜひとも読んでみてください。
アメブロとインスタは毎日更新しています。サロンのスタッフをはじめ、発毛症例、お客様との楽しい話など、盛りだくさんとなっております。
こんにちは。鮫島です。
いつもご覧いただき有難うございます!またSNS(インスタやアメブロ)もいつもご覧下さり感謝です!
さて今回はYouTubeの視聴者様からご質問を頂き、動画でアップさせていただきました。
内容は「抜け毛が怖くて洗髪が出来ない」というお悩みで、意識を前向きにかえられるような解説が欲しいという御相談でした。
▼実際の動画はこちら▼
自分なりに、どうしたら前向きな気持ちでまたきちんとシャンプーをして頂けるようになるのかを考えて、お話しさせていただいています。原稿はざっくり書きましたが、結局見ないで話してしまっています。笑
このように抜け毛が怖くてまともに頭が洗えないという話は発毛体験でとても多いです。
では本当に、シャンプーをする行為が、抜け毛を増やすのでしょうか?
確認していきましょう!
私たちの髪はシャンプーをすることにより抜け毛が増えるのでしょうか?
答えは、結論から言うとシャンプーしたからと言って抜け毛は増えません。
一日の間に一番抜け毛を感じるのはシャンプー時であることは間違いありませんが、それは抜けた髪が落ちずに、髪内に残っていたりすることもあるためです。
歩いていても抜けた毛は落ちます。
では実際にシャンプー時に抜ける髪とはどのような状態なのでしょうか?
ヘアサイクルのメカニズムについて
私たちの髪はヘアサイクルがあり、髪が育つ成長期から、退行期、そして休止期へと変わり、次の髪がまた生まれます。
シャンプーで抜けているのは休止期を終えた髪。
すなわち、シャンプーで抜けているのではなく、その髪は遅かれ早かれ抜ける髪なのです。
通常1日の抜け毛は50~100本、この範囲であれば問題はないとされています。ただ年齢や状況により個人差はあるため、その本数を気にすることや、他人と比べることが正しくないこともあります。
またシャンプー時に抜ける本数は平均30~80本で、これは一日の抜け毛の6~8割に当たります。
ですので洗髪時に抜け毛が気になる人が多いのは当然ともいえます。
では実際に、毎日きちんとシャンプーが出来ていないとどうなるのでしょうか?
これは実際にAozoraのお客様にみられた一例です。
抜け毛が多く感じ、シャンプーなどを変えてみても、抜け毛が一向に減らず、ついには洗髪がきちんと行えなくなってしまわれました。怖くて長い期間まともにシャンプーをしなかったため、皮膚が炎症を起こし、来店時にはかゆみを伴う脂漏性皮膚炎、皮膚が炎症を起こしているという状態でした。肉眼で見ても一目瞭然でしたが、その時のマイクロスコープ画像がこちらです。
▼マイクロスコープで確認した頭皮環境はこちら▼
私たちの頭皮や髪は空気汚れはもちろん、汗や皮脂で日々汚れています。
また整髪料を付ける場合は整髪料も頭皮や髪に残ります。
抜け毛が気になり、きちんと洗髪が出来ないと、結局のところかえって抜け毛を増やしてしまうことになりかねないのです。
そのため、日々の頭皮ケアはしっかりと行う必要があります。
また、このような不安があれば、自己解決せずに専門家に相談することも大切です。
そして、そもそもの抜け毛が増えた原因です。
一度じっくり考えてみましょう。生活、食事、ストレス・・・思い当たることはありませんか?
髪は一日で作られるものではありません。
抜け毛が多くなるということはあなたの体に何かしらの異変が起こっているのです。
それが改善されない限り、前向きにシャンプーが出来たとしても、リスキーなままの頭皮ではいたちごっことなります。
抜け毛が増えたのは身体からのサインでもあります。
今一度、自分のここ数カ月の生活を振り返ってみましょう。
とはいえ、抜け毛が気になる人は、外に出ることすら苦痛になってしまう人も少なくありませんよね。
そんな方へおすすめなヘアスタイルもご紹介します。
抜け毛が気になるときは、セミロングまたはショートヘアがおすすめです。
同じ抜け毛の本数だとしても、髪の毛の長さが短い方が、抜け毛の本数は少なく見えるため、精神的な負担を軽減することができます。
抜け毛が気になりシャンプーできないという方に意外と多いのがロングヘア。
想像してみてください。
同じ10本の髪が抜けているとして、ショートヘアとロングヘア、どちらが気になると思いますか?
ロングヘアだということが容易にわかります。長い髪は抜け毛が目立ち、排水溝の掃除もショートヘアよりかかります。要は髪が長いと気になりやすいということです。
また、以前ロングヘアのお客様の髪を量らせていただいたことがあります。70gありました。たかが70g、されど70g。ずっと頭皮には重力がかかっています。また束ねる際にも負荷、ドライヤー時間も長くなります。
そして、いざシャンプー!となった際に、次に気になるのがシャンプー選び。
CMやネットでもいろんな情報がありますが、もりもりと泡が立つ、強い香りのものはあまり頭皮には良いとは言えません。
アミノ酸系のシャンプーでシャンプー剤を頭皮に残さないようしっかりと洗う。しっかりというのはゴシゴシ洗うのではなく優しく時間をかけ髪の根元をしっかり洗います。
そして、流す時間は2分!2分間は流しましょう。
これらを心掛けるだけでも頭皮は変わります。
マイルドな洗浄成分:頭皮を刺激せず、過剰な油や汚れを取り除くためのマイルドな洗浄成分が含まれているものが理想的です。例えば、ココイルグルタミン酸2Naやラウリルグルコシドなどが一般的です。
ノンシリコン: シリコンは髪にツヤを与える効果がありますが、同じように頭皮もコーティングしてしまう為あまりお勧めできません。特に皮脂の多い方は注意が必要です。頭皮に負担がかかります。 ノンシリコンのシャンプーは、髪や頭皮を優しく洗浄するためゆっくりしっかり洗髪することができます。
無硫酸系界面活性剤(サルフェートフリー界面活性剤):一般的なシャンプーに使用される硫酸系界面活性剤(ラウリル硫酸ナトリウムやラウリル硫酸アンモニウム)は、強力な洗浄力を持つため、食器洗剤の様に頭皮に大切な皮脂まで根こそぎとってしまいます。そのため頭皮が乾燥し、頭皮トラブルの原因となります。無硫酸系界面活性剤(例:ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、ココイルイセチオン酸ナトリウム)は、より穏やかな洗浄力を提供し、頭皮に優しいとされています。
コマーシャルや、ネットの雰囲気だけで商品を選ぶのではなく、どんな成分が含まれているのか?すべてわからなくても少し意識するだけでシャンプー選びは変わります。私自身、発毛の仕事をするまでは香り重視で高価なシャンプーやコンディショナーを選んでいました。今思えば、頭皮に負担をかけていたことが良くわかります。
シャンプー選びというのは薄毛対策や抜け毛対策の基本中の基本となります。
シャンプーに迷われた際は、こちらのサロン監修のヘアケアアイテムがおススメです。
抜け毛は気が滅入りがち。でもふさいでいても髪は生えません。
ぜひ今日からできること、髪づくりをして行ってくださいね!
前向きな気持ちになれる動画はこちら!
この動画の他にもたくさんの対策動画をアップしていますので、できることから取り組んでください。
▼発毛体験受付中▼
今回のようなご質問、とてもありがたかったです。
良い気付きを頂きました。髪の悩みは毎日の生活を変えてしまいます。
「自分はすでに薄毛?薄毛の状態ってどうなの?今起こっていることの原因は?」
スッキリしない時は発毛体験にいらしてください。しっかりと見させていただきます。
最後までお読みいただき有難うございました!
抜け毛の量は季節により変わり個人差はありますが、1年でもっとも抜け毛が増える季節は秋だと聞かれたことのある方も多いと思います。
秋、シャンプーをしているとき手についた泡に髪の毛がたくさんついていたり、排水溝に髪が溜まっていくのを見て抜け毛の多さを実感する方も多いのではないでしょうか。
そして秋に抜け毛が増えやすい方は、秋に注意するのでは遅いことをご存じですか?
今回はなぜ秋に抜け毛が増えるのか、その原因と対策法についてまとめてみます。
そもそもなぜ、『秋』に抜け毛が増えるのでしょうか。
正常な状態でも髪は1日に100本程度抜けると言われていますが、秋になると普段より多くの本数が抜ける方が多いです。
その根拠として、毛母細胞の入れ替わりや夏季の紫外線のダメージの蓄積などの説が挙げられています。
もともと生き物にとって秋は換毛期にあたるので、髪が生え変わる時期にも相当します。
また髪の生え変わりには毛周期が大きく関係しているといわれ、一般的に7月は休止期に入りやすいと言われています。この休止期の開始から終了までは3ヶ月程かかるため、10月頃まではいつもより抜け毛が増えてしまうのです。
しかしながら、秋に抜け毛が増える理由は、上述した換毛期以外にも複数の要因があります。
では、換毛期以外に秋に抜け毛が増える原因を見ていきましょう。
秋特有の抜け毛の原因として考えられることが、夏の紫外線の影響です。
夏の紫外線には、A波・B波と分かれていることはご存じでしょうか?
髪の毛の日焼けや変色を引き起こすUV-B波に対して、UV-A波は頭皮を突き抜け毛母細胞にまで影響を与えてしまいます。夏にこの紫外線のダメージを受け続けていると、毛包が萎縮し毛球で新たな細胞を増殖させることが困難となり秋の抜け毛に繋がります。
夏は紫外線の影響以外にも汗・皮脂による頭皮の汚れも多くなります。汗や皮脂による毛穴詰まりや菌が増殖している状況を放っておくと頭皮の炎症や悪臭を引き起こすのです。
頭皮環境が好ましくない状態で放置したまま秋を迎えると抜け毛は増えてしまいます。
そのため夏は、汗・皮脂に対するケアを怠らないように心がけましょう。
抜け毛は、食習慣を見直すだけでも改善できる可能性があります。『ケラチン』は18種類のアミノ酸が結合されたタンパク質で構成されており、髪の毛はそのケラチンによって構成されています。
アスパラギン酸・スレオニン酸・シスチンレバーは特に不足しがちなアミノ酸を多く含む食べ物です。
これらを意識して摂取するようにしましょう。
常にエアコンの効いた快適な室内では空気の乾燥に加え、頭皮の温度が下がり血流も悪くなっています。
そのため夏の頭皮は常に血行不良の状態です。
髪の毛は全身を流れる血液から毛母細胞が栄養素を受け取ることで成長しているのですが、頭皮が冷えることで血行は悪くなり、血液自体が不足してしまう状態になります。
このことから秋の頭皮は、夏の過酷な環境を超えてきているため疲れ切って弱っているというわけです。
また、秋になると台風や秋雨前線などの影響で、急に朝晩の気温が下がる日が増えてきます。そのような日に暖房を入れると空気の乾燥によって頭皮も乾燥し、頭皮トラブルにつながる可能性が高くなります。
頭皮トラブルを放っておくと抜け毛の原因になりかねません。特に男性の場合は、頭皮が乾燥することで、かえって皮脂の分泌量が増加するため注意が必要です。
そしてこれに加え、秋の抜け毛が増える期間があります。
上述した通り、動物には換毛期という期間があり、それが『春』と『秋』ということなのです。秋の抜け毛は、通常の2倍以上の毛が抜けると言われています。その理由として、7月に休止期に入った髪は毛母細胞へ栄養が供給されなくなります。成長が完全に止まった髪はおよそ3~4か月後に脱毛が始まります。また夏の間に紫外線のダメージを受けたことによる影響が重なることで、通常の2倍以上は抜けることもあります。
この抜け毛が増える期間は最長で約1か月半も続きます。
ではどのように対策をしていけば良いのでしょうか。
では実際に、秋に抜け毛に増やさないために出来る対策について見ていきましょう
生活習慣を整えることは髪の健康に大いに関連します。ポイントとしては3つあります。
これは睡眠時に成長ホルモンが分泌されるからです。十分な睡眠がとれていないと成長ホルモンの分泌が低下し髪の成長を妨げます。
栄養バランスが崩れることでタンパク質やアミノ酸が不足し健康な髪が育たなくなるためです。
タンパク質ですと、牛肉・豚肉・鶏肉・マグロ・カツオ・サバ・卵・納豆・乳製品などを意識して摂るようにしましょう。
また、不足しがちなアミノ酸を多く含む食べ物ですと、乳製品・豆類・牛肉・全粒穀物などのアスパラギン酸や鶏肉・さつまいも・ゼラチンなどのスレオニン酸、魚類・ニンニク・玉ねぎなどのシスチンレバーを意識して摂りましょう。
運動をして汗をかいたり、仕事から帰った後はシャンプーでていねいに皮脂や汗を落とし清潔を保ちましょう。
不衛生な状態でいると雑菌の繁殖リスクが高まります。さらに汗は時間の経過とともに酸化し、悪臭を放つようになります。そのため、帰宅後の夜に必ず洗髪するようにしましょう。
また、洗髪時のシャンプーをアミノ酸系のものに変えることや洗髪前にブラッシングをする、予洗いを長めにしておく、シャンプーやトリートメントの後も洗い残しがないようにしっかりとすすぐことが大事です。
滞っている血流を改善させるためには、低い温度のお湯に浸かり体を芯から温めるだけでも血行促進の効果があります。シャンプーも血行改善に効果的で、髪ではなく頭皮を優しくマッサージするように洗うことを意識しましょう。
お風呂上りには頭皮をもみほぐすように頭皮マッサージも効果的です。
他にも、ジョギングやヨガなど軽い運動を取り入れることもおすすめです。
体全体を動かすことで、頭皮の血行も改善され薄毛の予防に繋がります。猛暑が続き大変な日も多いですが、室内でもよいのでできる範囲で運動を心がけましょう。
秋の抜け毛を防ぎ回復へと導くためには、室内の湿度を50%前後に保ち頭皮が乾燥しないよう注意しましょう。室内の湿度を50%前後に保つには、加湿器の利用やルームエアコンの加湿機能を使うことがおすすめです。気温と湿度が低く部屋が乾燥している集合住宅など場合、入浴後に浴室のドアを開け放しておく方法もあります。
また頭皮を保湿することも大事です。水分補給をしっかり行い体の内側から乾燥を防ぎ、お持ちの方はチャージローションなど保湿のローションで正しくケアするようにしましょう。
※使っていただきたい商品は下記にリンクがあります。
夏の紫外線はもちろん、秋や春の紫外線も予想以上に頭皮を傷めます。
外に出る時は短時間でも帽子を被るか、日傘を使用して対策をとりましょう。また、髪専用の日焼け止めも販売されていますが、毛穴に詰まり洗い残しなどのトラブルになりかねませんので、帽子や日傘での対策を心がけましょう。
秋は夏に受けたダメージと換毛期などの周期によって髪が抜けやすくなりますが、紫外線対策や食事などの生活習慣を見直すだけでも対策になります。
たくさんの髪の毛が抜け始めると人は必ず慌てます。
抜け始めてから慌てるのではなく、夏のうちからケアを行うことも大切です。
予防や対策のためにも、規則正しい生活を送ること、普段からのヘアケアの見直し、これが抜け毛予防の1番の近道です。
「自分はすでに薄毛?薄毛の状態ってどうなの?今起こっていることの原因は?」
スッキリしない時は発毛体験にいらしてください。しっかりと見させていただきます。
この記事で、秋に抜け毛に悩まれる方が一人でも減ることを願っています!最後までお読みいただき有難うございました。
※シャンプーについて
シャンプー選びというのは薄毛対策や抜け毛対策の基本中の基本となります。
シャンプーに迷われた際は、こちらのサロン監修のヘアケアアイテムがおススメです。