
M字ハゲ、M字薄毛。おでこから生え際にかけてアルファベットの”M”の字になることからそう呼ばれています。
薄毛の悩みの中でも、特に男性は生え際の後退が気になり、10代20代から不安に思われる方も多いです。
また生え際は正面で髪をかき上げたり、風が吹くと目立つため、鏡を見るたびに気になってしまいます。
今回はM字型の薄毛の原因や見分け方、対策法についてみていきましょう。

まずM字型の薄毛はどう見分けたら良いのでしょうか。
M字型の生え際が気になる方は、まず生まれつきかどうかが気になる所だと思います。現在のM字が生まれつきかどうか見分ける方法は4つあります。
M字型の生え際がおでこの一番上のしわから指2本分付近にある場合は、生まれつきM字型の可能性が高いです。
一方、生え際が指2本分以上の場合やM字部分の産毛が無くなってきている場合は、薄毛が進行している可能性があります。
自分の生え際をチェックしても分からないという方は、遺伝の可能性を考えてみましょう。両親や兄弟、祖父母に富士額の人がいる場合は、生まれつきM字型の生え際である可能性が高いです。
一方、近親者にM字型の薄毛の方がいる場合は、遺伝されることが多いため、薄毛が進行している可能性が考えられます。
生まれつきおでこがM字型の人は、生え際の髪の毛も他の髪と同様に健康的です。そのため他の髪の毛と比較して生え際の髪の毛が弱々しい、産毛のような場合はM字型の薄毛の可能性が高いです。
これは、M字型の薄毛が、生え際から後退することが原因で起こります。鏡などを使って確認してみましょう。
朝起きて枕に落ちている髪が目につくことや、シャワーの後排水溝に残る髪が増えたなど抜け毛を実感することが多くないでしょうか。人の髪の毛は一日平均で100本ほど自然に脱毛していきます。
一日に100本以上の髪が抜け続けていたら薄毛の可能性が高いです。
それでは生まれつきではない方がなぜM字型の薄毛になるのでしょうか。
M字型の薄毛が進行する主な原因は2つです。
AGAは男性に多く見られる脱毛症で、毛髪の育成に関係するホルモンバランスが乱れることで起こる脱毛症です。
AGAは進行性の脱毛症であるため、放置や間違ったケア商品を使用して対策をしても、薄毛が改善されることはほとんどありません。
近年では薄毛人口は増加し、20代でも約10%の確率でAGAになると言われています。そのため、若いからまだ薄毛を心配する必要がないと思ってしまう方は要注意ですが、今は敏感な方が多いようです。
AGAとは…
テストステロンと呼ばれる男性ホルモン物質が、5αリダクターゼという酵素と結合しジヒドロテストステロン(DHT)という物質に変換されます。
ジヒドロテストステロン(DHT)が男性ホルモンレセプターと呼ばれる受容体と結合することによって脱毛因子のTGF-βが生成します。
TGF-βが生成されることで、髪の毛が成長期から退行期へ移行し、ヘアサイクルが短くなることで髪の毛が成長できず抜け毛が増えて薄毛が進行する仕組みです。

髪の元気がなくなっていく様子
AGAの場合は生え際のみが薄くなったり、頭頂部を含めて抜け毛が増えたりと、進行具合に個人差があります。
人間の体内に存在する還元酵素の1種類で、人間の体内で起こる化学反応にはなくてはならない物質です。還元酵素は大きく分けて『代謝酵素』『食物酵素』『消化酵素』の3種類に分類されますが、5αリダクターゼは代謝酵素に分類されます。
5αリダクターゼが直接的に薄毛の原因になったり、AGAの直接的な原因だというわけではありませんが、5αリダクターゼが活性化することでAGAが発症する可能性が高くなるということです。
また5αリダクターゼにはⅠ型とⅡ型があり、それぞれ分布する箇所が異なります。
5αリダクターゼⅠ型:側頭部や後頭部、ほぼ全身の毛乳頭細胞に存在します。Ⅰ型は特に皮脂腺や前立腺に多く存在しています。
5αリダクターゼⅡ型:頭皮・脇・髪・陰毛などの毛乳頭細胞に存在します。頭皮の場合、主に生え際や前頭部・頭頂部に多く存在します。
このうちM字の薄毛の原因となるジヒドロテストステロンへ変化しやすいのは、5αリダクターゼⅡ型であると言われています。
理由として頭皮に存在する5αリダクターゼⅡ型が生え際や前頭部や頭頂部に多く存在していることが挙げられます。
牽引性脱毛症とは、髪の毛を長時間引っ張ることにより発症する脱毛症です。老若男女問わず起こります。
髪の毛が引っ張られることで頭皮がダメージを受け、髪が細くなったり抜けたりしてしまいます。ヘアアレンジをする女性に多い疾患ではありますが、男性でもカチューシャやヘアゴムを使っている方は発症することがあります。
普段から頭皮に不可がかかるようなヘアスタイルをする習慣があると、牽引性脱毛症になります。
また、長髪の方は無意識に強い力で引っ張っていることがあり、知らない間に牽引性脱毛症の原因を作っている可能性があるので注意しましょう。
ではどのように対策をすれば改善されるのでしょうか。
薄毛の主な原因として生活習慣の乱れがよく挙げられます。偏った食事をしていると髪を作る栄養素が足りなくなり、頭皮の環境が悪くなることで薄毛が進行しやすくなります。
また、睡眠不足や過度なストレスで自律神経が乱れると、血行不良を起こし血管が収縮することで髪の毛に栄養素が行き届かず薄毛を進行させる可能性があります。
髪の毛を作るたんぱく質やミネラル、たんぱく質の生成を手助けする亜鉛などは積極的摂るようにしましょう。ただし、偏った食事ではなくバランスよく摂取してください。
血行不良により栄養が十分に行き届かなくなっているので、頭皮マッサージを行うことで頭皮の血流が促進され、頭皮環境を改善しやすくなります。
行うタイミングとして、入浴中や入浴後などの身体が温まっている時が良いでしょう。ただし、力の入れすぎは逆に頭皮環境を悪化させかねないので適度に行いましょう。
ラジオ体操のリズムに合わせた頭皮マッサージ動画です。毎日一緒に行ってみてください。
牽引性脱毛症の場合は髪型によって髪が引っ張られている状態になるため、髪型自体がM字型の薄毛の原因となることもあります。そのため、長髪を切って引っ張られないようにする、分け目を変えて引っ張られる力の方向を変えてみるなどの対策を行ってみましょう。
健康な髪の毛を作るためには栄養素を毛母細胞に届ける必要があります。
そしてその栄養素を運搬する役割を担うのが血液です。栄養を運搬する血液の50%は水でできているため身体に水分が不足すると血液がドロドロになってしまい血液循環が悪くなることで育毛が妨げられることがあります。
体型など個人差はありますが1日に摂取する水の量は2ℓを目安にしましょう。また、効率よく体内に水分を取り込むためにはコップ1杯程度の水を1日に数回に分けて飲むのが理想的です。
育毛剤や外用薬などを使っている方は髪の毛をしっかり分けて生え際に使うことが大事です。特にM字ばかり気にしてそこだけつけるのではなく、こめかみにもしっかりつける必要があります。意外と見落としなのがこのこめかみ。こめかみの髪が減ってしまうと、前から見たときの顔の面積が広くなることから人からの見た目が変わってしまいます。
フィナステリドは5αリダクターゼⅡ型を阻害し薄毛を予防するための薬です。先発薬名は『プロペシア』で、AGA治療薬として知られています。しかし、薬ですので副作用が起こる可能性もあります。ご使用される際はこの副作用について十分理解し、確認したうえで使用しましょう。主な副作用として、頭皮の痒み・肝機能障害・リビドー減退(性欲減少)・女性化(丸みをおびる)などが挙げられます。
5αリダクターゼを抑制するのに有効的な栄養素は、ノコギリヤシ・亜鉛・アロエ・イソフラボンが挙げられます。
この4つを食事やサプリで上手く取り入れる様にしていきましょう。
亜鉛…レバー・牡蠣・煮干し・納豆・ブロッコリーなど
イソフラボン…豆腐・豆乳・納豆などの大豆製品
AGAに悩んだら検索でいちばんヒットするのが薄毛治療薬です。
しかしながら薄毛治療薬は医薬品の副作用から生まれたものが多く、その薬剤による副作用も多く見られます。
安易に薬を服用する前にまずは頭皮や生活の改善。そして専門家に相談することが望ましいです。
M字型の薄毛にはAGAと牽引性脱毛症の2つの大きな原因があり、それは生活習慣の乱れや髪型、間違った頭皮ケアなどによって起こる可能性があることが分かりました。
生活習慣の乱れは頭皮のみならず健康にも大きく関わります。生活習慣の改善や髪型を変えることによって予防や対策をすることが可能ですので、規則正しい生活やセルフチェックをこまめに行い、頭皮にダメージを与えないよう心掛けてみてはいかがでしょうか。
またAozoraではこれまでたくさんの方がM字の薄毛を改善されています。薬をすでに服用されている方は施術により効果を発揮できます。



まずは自分でしっかり対策!
「自分はすでに薄毛?薄毛の状態ってどうなの?今起こっていることの原因は?」
スッキリしない時は発毛体験にいらしてください。しっかりと見させていただきます。
最後までお読みいただき有難うございました!
元気な身体や髪の為のハーブ【Aozora贅沢ハーブミックス】

サロンにご来店のお客様はもちろん!おかげさまでご好評をいただいています。有難うございます。
この商品についてを語ると長くなるのですが、髪にも体にもとても良いものですのでまとめておきます。
2018年、2019年とアーユルヴェーダを学びに行かせてもらったスリランカ

道路はガタガタ、外のトイレは天井ないなど最初は衝撃だったんです。
そんな風に発展は遅れている国ですが、健康意識は日本よりもはるかに高かったんです。そして、その健康意識の根底にあるのが、現代医療の源といわれる【アーユルヴェーダ】でした。看護学校でも一番初めに基礎として出てくるキーワードがアーユルヴェーダです。
日本は西洋医学が中心なので、年に一度健診をし、病気になったら病院に行きます。みなさんも年に1~2回健診をされていると思います。
でも、アーユルヴェーダの考え方は全く違い、健康から病気になるまで6段階もあるんです。
①蓄積・・よくないものが少しずつたまる
②憎悪・・わるくなる
③播種・・それがじんわり全身に影響し始める
④局在化・・どこかが不調になりはじめる
⑤発症・・症状として困り始める
⑥慢性化・・ずっと続く
そして、⑤からが病気という概念です。
⑤になってしまうまで放っておかず、体の変化を感じる。
⑤になる前に異変に気づき対処する
すなわち、お薬を処方してもらったり、病院でお世話にならなくてよい体作りをすることが、意識としてのメインとなっています。
アーユルヴェーダ施設ではドクターの診察を受け、適したハーブが調合されます。お通じは基本中の基本。ひまし油というお通じの良くなる油もそのまま飲むんです。まずすぎて、悶絶!笑
滞在期間は朝に2リットルの白湯が配られ、出された激マズハーブを飲みます。激マズとはいえ、アーユルヴェーダドクターに問診と診察を受け処方されたハーブとなります。

そして朝夕と何かしらのトリートメントや鍼治療などを受け
食事はグルテンフリー、オーガニック、乳製品も一切ないヴィーガン食。最初は空腹との戦いとなります。

そしてもちろんデジタルデトックス!というかほぼふつうに電波は入らず、スマホは限られた場所でしか使えませんでした。
シャワーも海水だったので、それだけは大変でした。
職業がら髪は守りたいので、配られる白湯を少し残しておき、コップでそれを頭にかけ海水シャワーのあとの仕上げにしました。でも、少しバシバシにはなってしまいましたが。
そして、そこにいたわずかな期間が、今まで生きてきた中でいちばん体が軽く、スッキリしていたんです。日々のいろんなものの蓄積が知らないうちに体にのしかかっていたようです。気づかないんですよね、毎日過ごしていても・・。
そして、そのスリランカで国民が日常に飲んでいるというポピュラーなハーブが【サマハン】SAMAHAN

当時、お客様へのお土産くじに入れていたので、飲まれたお客様も多いかと思います^^
サマハンは風邪のひきはじめや頭痛時はもちろん、日頃から飲むことで健康になるというものでした。
そもそもスリランカに行ったのは、日々施術をする中で、元気な髪を作るのには体作りが欠かせないと考え、体の中から元気な髪を育てる術を勉強しに行きました。そんなスリランカで、みなさんが常用されているハーブ。
これは間違いなく役に立つ!そう思い、ビビット来ました。
サマハンとはハーブがミックスされたもので、お湯で溶かして飲みます。スリランカでは大手の、シッダレパ社という会社が販売されています。
なので、日本でサマハンを販売したい!最初はそう思ったのですが、いろいろ勉強を重ねるうちに、オーガニックハーブで、消化力や血行を促し、身体のバランスを整え、髪にも役立つものをAozoraで作りたいと思うようになりました。
薄毛の原因は沢山ありますが、栄養素を消化して吸収する力、いくら良いものを食べても消化する力が要なので、消化力と血行にこだわり、そしてできたのが【Aozora贅沢ハーブミックス】です。17種類のオーガニックスパイスやハーブがミックスされています。

このミックスハーブは、スリランカのアーユルヴェーダドクターが、代々伝わる神配合でハーブやスパイスを調合してくださったものになります。日々の生活に取り入れることで、体のパワーを底上げしてくれる!そんなハーブミックスです。
ついにできた!
裏面の内容を見ても、半分以上は聞いたことのないハーブかもしれません。Aozoraらしい、こだわりのマニアックなものとなりました。
こちらのサイトに詳細が記載されています。飲み方に関する簡単な動画もご覧いただけます。
ハーブが苦手な方にはお料理に加えてもご利用頂けます。ハーブやスパイスって、日本では料理にしか使いませんが、実は様々な効能があります。ぜひともじっくりとご覧いただき、毎日の生活に取り入れて頂けたらと思います。
・手足が冷える方
・ストレスの多い方
・胃腸の弱い方
・毎朝、前日の疲れが残っている方
・髪のボリュームが気になる方
・オーガニックで体に良いものを続けてみられたい方
・ハーブは苦手だけど、わからないなら食べれるという方
Aozoraの髪への思いの詰まった【Aozora贅沢ハーブミックス】どうぞよろしくお願いいたします。
そして、スリランカで学んだ髪に必要な事についてはこちらのブログをご覧ください。
あの頃より、スキルのついた今、もう一度スリランカで深く学べるといいなと思っています。
今日でGWが終わります。みなさん楽しい連休をお過ごしでしたか?Aozoraのお客様は昨年より帰省される方が多かったですが、旅行に行かれる方はまだまだ少なかったです。
Aozoraはスタッフが順に休みを頂き、いつも通り営業させていただきましたが、連日たくさんのお客様がご来店くださり本当に有難かったです。「どこ行っても混んでるしなぁ・・」というワードをたくさん聞きました。
今日は久々にみんなが集合です。

連休中はいつもとルーティンが変わるので、たくさん埃や紫外線を浴びたり、交感神経がいつもより優位になったり、そして頭皮ケアがおろそかになりがちで、連休明けは頭皮のコンディションが良くない方も多いです。
そうならないように連休最終日は、自宅ケアや、女王ボタニヘアをお使いいただき、つかれた頭皮や髪をしっかりいたわってあげてください。もちろん身体も!
今日は久々に全員集合しました。みんなが揃うと賑やかでそこにお客様が来られるとさらににぎやかに楽しくなります。大阪梅田店は日曜日が定休日ですが、旭・千林店は土日祝も営業しています。
平日のお仕事帰りは間に合わない方、他府県のお客様が土日を利用し通って下さっています。
そして、連休中に発毛をスタートされたお客様もいらっしゃいます。

しっかりと対策させて頂きます!
すでに暑い日もありますが、これからはますます汗や皮脂が増え髪のボリュームがダウンして見えやすくなる季節。百聞は一見に如かず。色んな情報を調べネット商品を試されている方こそ、本当に正しいお手入れをお伝えいたします。一日も早いご相談をお待ちしております。
7月、寒暖差はあれど日中は汗ばむ季節になってきました。気付けばあっという間に夏が来ます。夏といえば、汗によるボリュームダウンや抜け毛が気になりはじめる方が多くいます。それは、夏ならではの抜け毛の原因が潜んでいるからなのです。
そこで今回は夏の抜け毛がなぜ多いのか、原因や対策についてまとめてみます。
まずはじめに夏のどんなことが原因で、抜け毛が増えるのでしょうか?
夏はイベントやレジャーといった何かと楽しみが多い季節ですが一方で、夏ならではの抜け毛のリスクがいくつも潜んでいます。順番に見ていきましょう!
過ごしやすい春から一気に猛暑日が続く夏に突入すると、気候の変化から身体がストレスを覚えることがあります。体に様々な不調を起こすストレスは髪に対しても悪影響を及ぼします。
ストレスの影響を受けやすいのが自律神経です。自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があります。
この2つの神経のうち、身体がストレスを受けると交感神経の働きが優位になります。交感神経が優位になると、血管が収縮した状態が続きます。
すると髪まで栄養や酸素といったエネルギーが届きにくくなってしまい、弱った髪が抜け毛となって現れます。

紫外線には『髪の毛』と『頭皮』のどちらにもダメージを与える特徴があります。
髪の毛が紫外線を受けると、髪の毛の保護膜として機能するキューティクルが傷み、剥離していきます。
キューティクルが剝がれると、そこから髪の毛の栄養でもあるケラチンなどが漏れ出てしまい、髪が弱っていきます。その結果、パサつき・枝毛・切れ毛などのヘアトラブルに繋がります。
そして最も紫外線のダメージを受けるのが、頭皮です。頭皮も肌と同じように日焼けを起こし、細胞をサビつかせる活性酸素を発生させてしまう『光老化』という現象を起こします。
光老化が起こると髪を作る細胞である毛母細胞の働きが悪くなり髪の発育が阻害され、抜け毛の原因に繋がります。

夏になれば海やプールに出かける人も多いのではないでしょうか。
ここで重要になってくるのが、pH(アルカリ性・酸性を表す数値)です。
健康な髪はpH4.5~5.5の弱酸性に保たれています。しかし、海はpH8~9、プールはpH5.8~8.6。
海のpHはパーマ剤と同じアルカリ性の数値になるので、髪のダメージになりやすいことは想像しやすいかと思います。
海水浴から上がるとキューティクルは開いた状態になっており、さらに海水の塩分によって髪の水分が吸収され傷みやすくなります。
またプールについてはpHに開きこそありますが、髪のダメージになる理由は海と変わりません。
プールは消毒剤として『塩素』が含まれています。もし塩素濃度が高いプールに長時間入っていると、タンパク質が変質してしまいキューティクルが剥がれやすい状態になります。
そうすると、髪の中のたんぱく質や水分が流出してしまい、髪の毛も抜けやすくなってしまいます。髪質が変わるだけでなく、ダメージが蓄積されれば弱った髪は抜け落ちます。
海やプールに行った際、シャワー後に髪を乾かすと一気にパサつきを感じた経験がある方も多いと思います。
まさにそれがPHによるダメージなのです。
快適に過ごすためには必要なことですが、エアコンの使用は空気を乾燥させます。
健康な髪の内部には水分が一定量含まれ、だいたい15%前後と言われています。
この割合が7%未満になってくると髪が乾燥した状態になります。
そうすると切れ毛や枝毛といったさまざまなトラブルを起こしやすくなります。また、頭皮が乾燥してしまうと脂漏性湿疹などの炎症や頭皮の血液循環が悪くなり、抜け毛の原因に繋がります。

暑さによる疲れからくる夏バテ。その症状の中に『食欲不振』や『寝つきが悪い』といったものがあります。食欲不振になると栄養不足に陥り、髪の毛が十分に育たなくなります。
また、寝つきが悪いと成長ホルモンの分泌を妨げ、髪の発育不足になります。このような体調不良の1つも抜け毛に繋がるサインになります。
頭皮は全身の中でもっとも皮脂腺が多いゾーンです。
皮脂の分泌が多いイメージのある顔のTゾーンの2倍以上となり、頭皮では多くの皮脂が分泌されていることが分かります。さらに夏になれば皮脂の分泌がより進むため、気になってくるのが頭皮の衛生状態です。
皮脂と汗と混ざればニオイの原因になるだけでなく、酸化すると紅斑によって痒みを発生させる場合もあります。
さらに皮脂が毛穴に詰まると髪の発育不全を起こすことや、頭皮トラブルの悪化で炎症による抜け毛を起こすこともあります。
以上のことが、夏の抜け毛に繋がる主な原因です。
では、少しでも抜け毛を防ぐ為にはどのように対策すれば良いのでしょうか。
よく汗をかいた日や海やプールなどのレジャー施設を楽しんだ後は、汗や皮脂汚れをしっかり洗い流して頭皮環境を清潔に保ちましょう。
その際、シャンプーも頭皮に合ったものやアミノ酸系シャンプーなど刺激の少ないものでケアをするとより良いです。また、シャンプー前にブラッシングをしたり、長めの下洗い(2分程)で汚れを落とすことも大事です。
正しいシャンプーの仕方をYouTubeにあげていますので、ぜひご覧ください。

長時間屋外にいる際には、なるべく頭に紫外線を当てないことが重要です。帽子や日傘を使ってカバーしていきましょう。

気になる点として、帽子は長時間被っていると『蒸れる→頭皮トラブルになる』という説を気にする方もいるのではないでしょうか。
これに対しては、汗をこまめに拭くことや、帽子の中にタオルを置くことで清潔な状態が保たれます。
清潔な状態であれば、菌が繁殖し、ニオイや頭皮のトラブルにつながることはありませんので、安心して使用できます。くれぐれも汗や皮脂をそのまま放置しないようにしてください。
『胃がもたれる』『食欲がない』といった状態が続いているからといって、水分ばかりで補うことはよくありません。
髪の毛に必要な栄養素はタンパク質・ビタミン・ミネラルです。量ではなく質を意識して摂取するようにしましょう。
特にミネラルの中でも亜鉛は不足しがちなことから、積極的に摂取していかなければなりません。
そのためにサプリを使うのも方法の1つです。そして、暑い季節だからと冷たいものばかり口にしていると胃腸に負担がかかります。
食欲不振の悪循環にもなりかねないので、温かいものを摂るように心掛けましょう。
髪に必要なたんぱく質については、こちらの動画をご覧ください。
夏は日中や睡眠時の暑さ対策として、エアコンをつけっぱなしにする人が多いですが、あまり部屋を冷やしすぎるのはよくありません。
頭皮の乾燥を招いたり、涼しい部屋にいることで自律神経が乱れ血の巡りも悪くなっていきます。エアコンに備わっている除湿機能やドライ機能を上手く使い、部屋の湿度を50~60%くらいに保つと温度を下げなくても快適に過ごせるはずです。
また、タイマー機能なども上手く使い、身体を冷やしすぎないように気を付けましょう
夏は抜け毛が増えやすい季節ですが、紫外線対策に帽子を着用する、エアコンの使い方を見直すなど原因に合わせて対策をすることでダメージを減らすことは出来ます。
健康な髪は健康な身体あってこそのものです。
紫外線対策や夏バテ予防を心掛けて、日々の小さなケアから始めてみることをお勧めします。
夏!汗や皮脂は増え、髪もべたつきやすくなり、お悩みのご相談が増える季節です。
Aozoraは薬を飲まない、減らしたい、飲んでも生えない・・様々な状態に合わせ対応が可能です。また無理な勧誘は一切致しませんのでどうぞ安心していらしてください。
サロンの雰囲気やAozoraの取り組みはアメブロ旭・千林やインスタで毎日更新しています!
「自分はすでに薄毛?薄毛の状態ってどうなの?今起こっていることの原因は?」
スッキリしない時は発毛体験にいらしてください。しっかりと見させていただきます。
最後までお読みいただき有難うございました。
脳疲労という言葉をご存じですか?字のごとく脳が疲れるという意味です。
パソコンやスマホが世間に広がってからよく使われるこの言葉。皆さんは脳疲労を感じた事はありますか?
実はそんな脳疲労が、薄毛に深く関わります。
今回は、そんな脳疲労についてと実際に脳疲労チェック、そしてアラフォーになるとより気を付けなければならない理由と対策について話をさせて頂きました。
更年期を楽しく過ごすためにもぜひともご覧ください!
夏!汗や皮脂は増え、髪もべたつきやすくなり、お悩みのご相談が増える季節です。
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