日中は汗ばみ、夜はひんやり。自律神経の乱れやすい4月5月は血行不良やホルモンバランスの乱れを引き起こしやすい季節です。そしてそれと同時に紫外線量も増えてきます。紫外線は髪を育てる部分を萎縮させ毛根に悪影響を及ぼします。ですので、リラックスや紫外線対策はもちろん、これからお伝えする食材もうまく取り入れていきたいものです。
そこで今回は5月に食べてほしい野菜とその理由をお伝えします。
薄毛対策には色んなものがありますが、体のバランスを整えたり、薄毛リスクを減らすことがとても大切です。
では順に見ていきましょう。
年中販売されているニラですが、ニラの旬は3月から5月です。この時期のニラは特に葉っぱが柔らかく、香りも強くとてもおいしいです。
ニラに含まれるアリシンやβカロテンは炎症を抑え、酸化ストレスから肌を守ってくれる働きや、代謝を促進する働きがあり、育毛を助けてくれます。
多少、場所で変わりますが大阪ではまさに今!最盛期です。
ニラと同様、抗酸化作用に優れ、また硫化アリルやケルセチンが血液をサラサラにしてくれる効果があり、毛細血管の流れを助け、髪に栄養を届ける助けをしてくれます。
Aozoraのお客さまでも「あまり買わない」というご意見が多いのがそらまめ。なんとなくビールのおつまみという感じがするからでしょうか。そんなそら豆も抜群に髪を整える効果があります。
髪に必要な栄養素と聞くと、何を思い浮かべますか?タンパク質・亜鉛・鉄分など思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか。そしてこのそら豆はその3つを含むパーフェクトな育毛食材です。
ではここからお勧めの食べ方を紹介します。
ニラは、やっぱりニラ玉!簡単で美味しいです。タンパク質やビオチンを含む卵と炒めるのですが、ここで使うのはサラダ脂ではなくごま油!ごま油は抗酸化作用のあるセサミンが含まれ一石二鳥です。
①ごま油を熱し、3センチの長さにカットしたニラを炒めます。茎から先に炒め塩コショウします。炒め時間は30秒くらい。炒めすぎるとニラの美味しい食感がなくなってしまいます。
②その間に卵を混ぜておきます。
③炒めたニラに卵を流しいれ、しょうゆを入れざっくり混ぜたらできあがり。
春のニラ玉は、髪や頭皮はもちろん、からだもパワーアップしますのでお勧めです。お好みで白ゴマを加えるのも良いですね。
では次に新玉ねぎです
新玉ねぎはやっぱり生で食べるのが一番です。
①新玉ねぎをスライサーで薄く切り、水にさらしておく
②ほかの材料の鰹節以外を混ぜておく
③水気を絞った新玉ねぎに②を混ぜ、鰹節をかけたらできあがり
ここでのポイントは長くつけすぎるとビタミンや硫化アリル(アリシ)ンが減ってしまいます。つけても10分までが理想です。
そして最後にそら豆のレシピです。これはビールに合いそうですがおかずにもなります。
これは居酒屋さんで食べてとても美味しかったので、そら豆の出る時期には家で作っています。
①そら豆を蒸し器もしくはレンジで蒸す(600wで2分)
②フライパンにバターを溶かしニンニクと①を炒める
③焼き色がついたら塩コショウ、好みでしょうゆを加えて出来上がり
物価は高騰していますが、美味しい野菜はたくさんあります。とくに旬のものはパワーが宿っているとされ美味しいだけではなくその季節の身体を整える働きがあります。
髪が気になり始めたら食養生は必須です。外食の多い方はなるべくおうちごはんを心がけ、また髪や体に良いものをしっかり取り入れていくことをお勧めします。
これからが夏本番!暑さに負けない頭皮や髪を今からしっかり育てていきましょう。
他にも育毛レシピをアップしています。写真は映えませんがぜひご覧ください♪