みなさんはお風呂にぬくもっていますか?また毎日入浴されている場合、お湯は毎日入れ替えていますか?
昨今は物価高もあり、いろいろ節約志向になっていると思います。お風呂のお湯もなるべく残り湯で次の日も・・
そんなおうちも多いのではないでしょうか?
というのも、先日こんなことがあったんです。
私自身、毎日浴槽を洗うのが面倒という事もあり、時々残り湯を次の日も使っていたんです。入浴は血行を促進し毛穴を開き、シャンプーで汚れが取れやすくなるので毎日必ず温まるようにしています。
そして仕事から帰り、いつものように追い炊きボタンを押すと表示が【36℃】
ん??40度に沸かしたいのだけど、すでに36℃ある??
確かにこれまであまり気にしていなかったけど、連日これだけ暑いと水にならない・・しかも私の家は風呂場に火が差し込むので暑いんです。
となると、水になることなくずっとぬるま湯のまま一日経過していたことになります。
『菌・・』レジオネラ菌が増えるのではないかと思い調べてみました。
レジオネラ菌や、レジオネラ症、聞かれたことありますか?
特に免疫力が落ちている場合感染しやすく、重症化することもあります。この菌はお風呂の湯気などで吸いこみ器官に入ると感染し肺炎をおこすことがあります。ですのでよく老人施設などで問題になります。
このレジオネラ菌は25~40℃で増えやすいとあり、まさに残り湯がぬるいままだと増えてしまいます。しかも爆発的に増えると書かれているサイトもあります。
しかも入浴のお湯はレジオネラだけでなく、大腸菌などほかも含まれていることが多いので、いったん水になる環境の浴槽ならよいですが、我が家のようなお湯のまま経過する家は要注意です。
また汗や皮脂が増えるこの季節は、入浴前にきれいに洗ってから入浴していたとしても、やはり注意が必要です。
そして、このレジオネラ症は症状が発熱や頭痛、筋肉痛に倦怠感・・とインフルエンザの症状にとても似ています。そして高齢者は致死率も上がることもあるので要注意です。
対策は、入り終わったらお湯はすぐに抜く、そしてお湯は毎日変える!
また、配管をこまめに洗浄することです。
熱中症対策はもちろんですが今年のような異常気象の場合は、このような他の対策まで必要になるのですね。
まだまだ涼しくなりそうにないので、どうぞみなさま、お気を付け下さい。