7月、寒暖差はあれど日中は汗ばむ季節になってきました。気付けばあっという間に夏が来ます。夏といえば、汗によるボリュームダウンや抜け毛が気になりはじめる方が多くいます。それは、夏ならではの抜け毛の原因が潜んでいるからなのです。
そこで今回は夏の抜け毛がなぜ多いのか、原因や対策についてまとめてみます。
まずはじめに夏のどんなことが原因で、抜け毛が増えるのでしょうか?
夏はイベントやレジャーといった何かと楽しみが多い季節ですが一方で、夏ならではの抜け毛のリスクがいくつも潜んでいます。順番に見ていきましょう!
過ごしやすい春から一気に猛暑日が続く夏に突入すると、気候の変化から身体がストレスを覚えることがあります。体に様々な不調を起こすストレスは髪に対しても悪影響を及ぼします。
ストレスの影響を受けやすいのが自律神経です。自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があります。
この2つの神経のうち、身体がストレスを受けると交感神経の働きが優位になります。交感神経が優位になると、血管が収縮した状態が続きます。
すると髪まで栄養や酸素といったエネルギーが届きにくくなってしまい、弱った髪が抜け毛となって現れます。
紫外線には『髪の毛』と『頭皮』のどちらにもダメージを与える特徴があります。
髪の毛が紫外線を受けると、髪の毛の保護膜として機能するキューティクルが傷み、剥離していきます。
キューティクルが剝がれると、そこから髪の毛の栄養でもあるケラチンなどが漏れ出てしまい、髪が弱っていきます。その結果、パサつき・枝毛・切れ毛などのヘアトラブルに繋がります。
そして最も紫外線のダメージを受けるのが、頭皮です。頭皮も肌と同じように日焼けを起こし、細胞をサビつかせる活性酸素を発生させてしまう『光老化』という現象を起こします。
光老化が起こると髪を作る細胞である毛母細胞の働きが悪くなり髪の発育が阻害され、抜け毛の原因に繋がります。
夏になれば海やプールに出かける人も多いのではないでしょうか。
ここで重要になってくるのが、pH(アルカリ性・酸性を表す数値)です。
健康な髪はpH4.5~5.5の弱酸性に保たれています。しかし、海はpH8~9、プールはpH5.8~8.6。
海のpHはパーマ剤と同じアルカリ性の数値になるので、髪のダメージになりやすいことは想像しやすいかと思います。
海水浴から上がるとキューティクルは開いた状態になっており、さらに海水の塩分によって髪の水分が吸収され傷みやすくなります。
またプールについてはpHに開きこそありますが、髪のダメージになる理由は海と変わりません。
プールは消毒剤として『塩素』が含まれています。もし塩素濃度が高いプールに長時間入っていると、タンパク質が変質してしまいキューティクルが剥がれやすい状態になります。
そうすると、髪の中のたんぱく質や水分が流出してしまい、髪の毛も抜けやすくなってしまいます。髪質が変わるだけでなく、ダメージが蓄積されれば弱った髪は抜け落ちます。
海やプールに行った際、シャワー後に髪を乾かすと一気にパサつきを感じた経験がある方も多いと思います。
まさにそれがPHによるダメージなのです。
快適に過ごすためには必要なことですが、エアコンの使用は空気を乾燥させます。
健康な髪の内部には水分が一定量含まれ、だいたい15%前後と言われています。
この割合が7%未満になってくると髪が乾燥した状態になります。
そうすると切れ毛や枝毛といったさまざまなトラブルを起こしやすくなります。また、頭皮が乾燥してしまうと脂漏性湿疹などの炎症や頭皮の血液循環が悪くなり、抜け毛の原因に繋がります。
暑さによる疲れからくる夏バテ。その症状の中に『食欲不振』や『寝つきが悪い』といったものがあります。食欲不振になると栄養不足に陥り、髪の毛が十分に育たなくなります。
また、寝つきが悪いと成長ホルモンの分泌を妨げ、髪の発育不足になります。このような体調不良の1つも抜け毛に繋がるサインになります。
頭皮は全身の中でもっとも皮脂腺が多いゾーンです。
皮脂の分泌が多いイメージのある顔のTゾーンの2倍以上となり、頭皮では多くの皮脂が分泌されていることが分かります。さらに夏になれば皮脂の分泌がより進むため、気になってくるのが頭皮の衛生状態です。
皮脂と汗と混ざればニオイの原因になるだけでなく、酸化すると紅斑によって痒みを発生させる場合もあります。
さらに皮脂が毛穴に詰まると髪の発育不全を起こすことや、頭皮トラブルの悪化で炎症による抜け毛を起こすこともあります。
以上のことが、夏の抜け毛に繋がる主な原因です。
では、少しでも抜け毛を防ぐ為にはどのように対策すれば良いのでしょうか。
よく汗をかいた日や海やプールなどのレジャー施設を楽しんだ後は、汗や皮脂汚れをしっかり洗い流して頭皮環境を清潔に保ちましょう。
その際、シャンプーも頭皮に合ったものやアミノ酸系シャンプーなど刺激の少ないものでケアをするとより良いです。また、シャンプー前にブラッシングをしたり、長めの下洗い(2分程)で汚れを落とすことも大事です。
正しいシャンプーの仕方をYouTubeにあげていますので、ぜひご覧ください。
長時間屋外にいる際には、なるべく頭に紫外線を当てないことが重要です。帽子や日傘を使ってカバーしていきましょう。
気になる点として、帽子は長時間被っていると『蒸れる→頭皮トラブルになる』という説を気にする方もいるのではないでしょうか。
これに対しては、汗をこまめに拭くことや、帽子の中にタオルを置くことで清潔な状態が保たれます。
清潔な状態であれば、菌が繁殖し、ニオイや頭皮のトラブルにつながることはありませんので、安心して使用できます。くれぐれも汗や皮脂をそのまま放置しないようにしてください。
『胃がもたれる』『食欲がない』といった状態が続いているからといって、水分ばかりで補うことはよくありません。
髪の毛に必要な栄養素はタンパク質・ビタミン・ミネラルです。量ではなく質を意識して摂取するようにしましょう。
特にミネラルの中でも亜鉛は不足しがちなことから、積極的に摂取していかなければなりません。
そのためにサプリを使うのも方法の1つです。そして、暑い季節だからと冷たいものばかり口にしていると胃腸に負担がかかります。
食欲不振の悪循環にもなりかねないので、温かいものを摂るように心掛けましょう。
髪に必要なたんぱく質については、こちらの動画をご覧ください。
夏は日中や睡眠時の暑さ対策として、エアコンをつけっぱなしにする人が多いですが、あまり部屋を冷やしすぎるのはよくありません。
頭皮の乾燥を招いたり、涼しい部屋にいることで自律神経が乱れ血の巡りも悪くなっていきます。エアコンに備わっている除湿機能やドライ機能を上手く使い、部屋の湿度を50~60%くらいに保つと温度を下げなくても快適に過ごせるはずです。
また、タイマー機能なども上手く使い、身体を冷やしすぎないように気を付けましょう
夏は抜け毛が増えやすい季節ですが、紫外線対策に帽子を着用する、エアコンの使い方を見直すなど原因に合わせて対策をすることでダメージを減らすことは出来ます。
健康な髪は健康な身体あってこそのものです。
紫外線対策や夏バテ予防を心掛けて、日々の小さなケアから始めてみることをお勧めします。
夏!汗や皮脂は増え、髪もべたつきやすくなり、お悩みのご相談が増える季節です。
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今みなさんはどんなシャンプーを使っていますか?
さまざまなお店で販売されているシャンプーは種類が豊富で何を基準に選べばいいのか難しいですよね。
今回は数多くの中から自分の頭皮に合ったシャンプーを見つけるための選び方についてまとめてみました。
また、抜け毛や薄毛が気になる人ほどスカルプケアは重要です。頭皮に良くないシャンプー選びは薄毛のリスクとなりますので、正しいスカルプケアにお役立てください。
では、まずシャンプーの種類を見ていきましょう。大きく分けて3つの種類になります。
【アミノ酸系シャンプー】
地肌に優しく低刺激で保湿力の高いことが特徴です。アミノ酸系界面活性剤は、人間の肌や頭皮と同じ弱酸性です。
ですので、これらがいわゆるスカルプシャンプーと呼ばれるものになります。
(成分表示例)
・ココイルグルタミン酸2Na ・ココイルグルタミン酸Na ・ココイルグルタミン酸K
・ココイルグルタミン酸TEA ・ラウロイルサルコシン酸TEA
・ラウロイルサルコシンNa ・ココイルメチルタウリンNa など
【高級アルコール系シャンプー】
代表的なシャンプーで、市販のシャンプーで最も多く見られます。洗浄力・脱脂力が高いことが有名ですが、泡立ちや泡切れも良いので、少量でも使用することができます。
(成分表示例)
・ラウリル硫酸Na ・ラウレス硫酸Na ・ラウレス硫酸アンモニウム など
最近ではこの硫酸系の代替成分として『オレフィン系』が利用されることもあります。
洗浄力は硫酸系と同等です。
(成分表示例)
・オレフィン(c12-14)スルホン酸Na ・オレフィン(c14-16)スルホン酸Na など
【石けん系シャンプー】
洗浄力が強く、脱脂力が高いことが特徴です。また石けん系シャンプーは弱アルカリ性なのも特徴の一つです。
(成分表示例)
・石けん素地 ・カリ石けん素地 ・脂肪酸ナトリウム ・脂肪酸カリウム など
この表記に添加物である、香料や防腐剤、着色料などが含まれて販売されていることがほとんどです。
では次にそれぞれのメリット、デメリットをあげてみましょう。
【アミノ酸系シャンプー】
メリット
アミノ酸系シャンプーは強すぎない洗浄力で髪や頭皮を洗い上げることが大きなメリットです。
必要以上の刺激を与えずマイルドに洗うことができるので頭皮や髪に優しいです。マイルドな洗浄力のアミノ酸系シャンプーは、不要な汚れだけを落とし、頭皮に必要な皮脂をキープしてくれます。
洗いすぎによる保湿効果の低下を起こさないことで、頭皮の乾燥を防ぎます。また特徴にも記載しましたが、肌と同じ弱酸性のため、肌なじみが良く、頭皮に余計な負担を与えてしまうのを減らすことができます。
デメリット
マイルドな洗浄力が持ち味ですが、頭皮がべたつきやすい脂性肌の方や整髪料を多く使っている方などは頭皮の汚れや皮脂を十分に洗浄できない可能性があります。またアミノ酸系シャンプーは値段が安くないものがほとんど。
かつドラックストアやスーパーでは品数も少ないため見つけるのが難しいかもしれません。
【高級アルコール系シャンプー】
メリット
高級アルコール系シャンプーの一番のメリットとも言える洗浄力の高さは、皮脂や汚れを一度で洗い流すことです。また、泡立ちもよく使いやすい点もあります。市販のシャンプーのほとんどがこの高級アルコール系シャンプーであり、香料などが含まれているため、安価で香りを楽しみながら洗うことが出来ます。
デメリット
洗浄力の高さから必要な頭皮の皮脂や髪の潤いまで洗いすぎてしまうことです。
そのため髪や頭皮の乾燥につながることも。髪や頭皮のダメージが大きい分、痒みやフケ、湿疹などの原因になることもあります。また、髪に大きなダメージを与えるのでカラーやパーマの持ちが良くない点もあげられます。
【石けん系シャンプー】
メリット
天然由来の成分を元にした界面活性剤が使われていることもあり、肌に優しい。
また洗浄力が強く、脱脂力が高いこともメリットの一つです。皮脂の分泌量が多い方は洗いあがりがスッキリ感を感じることが多いです。
デメリット
石けんのほとんどはアルカリ性で肌と同じ弱酸性の髪の毛には良くありません。使い続けることで髪は傷んでいき、切れ毛や抜け毛になることもあります。
またキューティクルを傷つけて髪のパサつきやハリのなさまで招いてしまうこともあります。そして、洗浄力・脱脂力の高い石けんは、必要以上の皮脂まで取り除いてしまうので頭皮が乾燥してしまいます。
以上がメリット・デメリットになります。
これを踏まえて、それぞれどんな人に合っているのでしょうか。
【アミノ酸系シャンプー】
洗浄力がマイルドなことから、敏感肌やアトピーなど肌の弱い方・頭皮の痒み、フケなどの頭皮のトラブルが起こっている方・薄毛や抜け毛で悩んでいる方におすすめです。
アミノ酸系シャンプーは、髪や頭皮が持つ保湿成分や必要な皮脂を残しつつも余分な皮脂や汚れを落としてくれる効果が期待できるからです。ただし、ワックスやスプレーなどの整髪料を使用している方は、1回のシャンプーでは落としきれませんので、まずはコンディショナーを髪につけ,乳化させ洗い流し、シャンプーで2度洗いをしていただくか、下洗いの段階で時間をかけて洗うようにしましょう。
【高級アルコール系シャンプー】
洗浄力が強いので、皮脂の分泌量が多い方・スタイリング剤を使用している方などが当てはまります。しかし、皮脂の分泌量が多くても乾燥による過剰分泌の場合は、高級アルコール系シャンプーを使い続けると良くなるどころか頭皮はどんどん悪化してしまうので、その場合は使用を控えましょう。薄毛人口の多い昨今は、これらのシャンプーが推奨されることは価格以外ではないと言えます。
【石けん系シャンプー】
こちらも洗浄力が強いことから、皮脂の分泌量が多い方にはおすすめですが、脱脂力が強いので毎日使い続けると乾燥し、頭皮のトラブルになり、薄毛の原因にも繋がります。ですので、使用する際は週に1.2回程度にしましょう。また弱酸性のリンスやトリートメントを使ってアルカリ性に傾いた髪を元の状態に戻しましょう。
市販のシャンプーはさまざまな種類がありますが、頭皮や髪の状態によって使うべきシャンプーが異なることが分かりました。
みんながいいと言っているから、人気の商品だから、といった理由で選ぶのではなく、まずは自分の髪や頭皮の状態を知ることが一番大事なのですね。それから選ぶようにすると自分に合ったシャンプーに出会えるのではないでしょうか。シャンプーを購入する際はぜひ参考にしてみてください。
Aozoraではサロン専売品とは異なりますが、頭皮や髪のお悩みの方向けにおすすめしているシャンプーがあります。
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昨今、悩みを抱える人口の多い『首・肩こり』。
3人に2人は症状を訴える人がいます。またその原因は運動不足やパソコン、そしてスマホのし過ぎであることがわかっています。2022年時点での中学生のスマホの1日の平均利用時間は過去最長の277分=4時間37分/日。
成人のスマホ時間も一律に伸びているとされています。そんな首・肩のこり、放置していると薄毛のリスクが高まることをご存じですか?
今回は首や肩のこりが薄毛にどう影響するのか、原因、対策法についてまとめてみました。
まず、なぜ首や肩が凝るのでしょうか。
首や肩のこりが薄毛になる最大の理由は『血行不良』です。健康的な髪の毛を成長させるためには、髪の毛に十分な栄養を与えて上げる必要があります。また、髪の毛に必要な栄養は血液によって運ばれてきます。
しかしながら、血行が悪ければ血液から十分な栄養を髪の毛まで届けることが出来ないのです。特に首や肩は頭皮・髪の毛に届く上で必ず通る場所です。
その結果、髪の毛が十分に成長できず、成長しきる前に脱毛し抜け毛が増え薄毛になっていきます。これが大きな理由です。
そもそもなぜ首や肩が凝るのでしょうか。
成人の頭の重さは約 4~6kg あり、頚椎(首 の骨)を含む背骨と、首や肩、背中の筋肉がこ の重さを支えており、うつむくだけで、頭の重さ の数倍の負荷が首にかかります。
首が前に傾くほど頚椎にかかる負荷は増え、 もっとも姿勢が悪いと 27kg になります。
頭の重さとかかる負荷
そして首や背中が緊張し、負荷がかかるような姿勢で長時間過ごしていると、こりが生じやすくなります。夢中になるあまり知らない間に首に負担をかけていませんか?
具体的には、スマートフォンの長時間使用によるスマホ首(ストレートネック)、デスクワーク中心の座りっぱなしの生活、ドライバーや美容師のように仕事で同じ姿勢を長時間続けやすい場合などが当てはまります。
また肩こりについては、首や背中が緊張するような姿勢での作業、姿勢(猫背・前かがみ)、運動不足、精神的ストレス、なで肩、連続して長時間同じ姿勢をとること、ショルダーバッグ、冷房などによる冷えが原因となります。
そもそも肩こりとは、筋肉が緊張し固くなった状態を言います。通常、筋肉が伸縮することで血液の流れを生み出しますが、筋肉が硬直することで血液の流れを悪くし血行不良の状態になります。
長時間同じ姿勢であった場合には、筋肉の伸縮が起きないために血行が悪くなり首や肩のこりの原因になります。特に猫背や前のめりな姿勢は筋肉への負担が大きいです。そのため、デスクワークや最近ではスマホの見過ぎなどによって症状が出現する人が急増しています。
運動をしないと筋肉が衰えて、肩の負担が大きくなります。また、筋肉の緊張状態が続いて、血流の悪化を招くため、肩こりが起こりやすくなります。適度な運動で筋力アップを目指しましょう。ただし、やりすぎは禁物です。かえって肩こりの原因になるので、ほどほどを心得ましょう。
パソコンやスマートフォンなどで長時間にわたって目を酷使し続けると、目の疲れだけでなく全身に疲れを感じることがあり、この状態を眼精疲労と言います。首や肩のこりもその症状の一つです。
また、近視や乱視、老眼などの矯正で眼鏡の度が合っていない場合や、白内障などで物が見づらい場合などは、目を近づけるなどの不自然な姿勢をとりがちで、その結果首や肩のこりが引き起こされることがあります。
自律神経系には体を緊張させる交感神経とリラックスをさせる副交感神経があるのですが、このバランスが崩れると肩こりが起こりやすくなります。バランスを崩す原因として、ストレスが挙げられます。ストレスは、目の筋肉や首、肩、背中の筋肉を過度に緊張させてしまうものです。例えば、パソコン・スマホなどの画面を見続けていたり、書類や本などの資料を目で追う作業が多かったり、イライラや悩み事・不満を抱えていたり、生活習慣の乱れや心身を休める時間が取れていないとストレスが溜まってしまい、肩こりにつながります。
夏場のエアコンによる冷やしすぎや冬の寒さは、血流を滞らせ血行不良を招きます。さらに、寒さで体を縮めることによって筋肉が緊張し、肩のこりの原因になります。
以上のことが原因として首や肩のこりになることがあります。
ではどのように対策をしていけばよいのでしょうか。
慢性的な姿勢の乱れを直しましょう。正しい立ち方とは、横から見たときに耳・肩・背骨・股関節・膝・踵が一本のまっすぐな線になっている状態です。
首肩がこらない正しい座り方
細かいポイントとしては、つま先を少し外側へ向ける、肩の力を抜く、耳が上から引っ張られているようなイメージで顔をあげる、お腹を引っ込めてお尻の筋肉を締めるようにします。
正しい座り方は横から見たときに耳・肩・股関節が直線上にある状態です。この時、背筋を伸ばそうとすると反り腰になるので、背筋ではなく骨盤を立てる意識をしましょう。細かいポイントは、足の裏全体を床につける、顎を引いて背もたれには寄りかからない、足を組まないようにするなどです。慣れるまでは鏡などで確認しながら習慣化させましょう。
体を動かすことは、わざわざスポーツをしなくても、通勤や買い物などで歩く、エレベーターやエスカレーターではなく階段を使う、長時間同じ姿勢の時は1時間に1回は動く、電車に乗るときは立つといった日常の動きの延長でも、十分に現実可能です。積極的に取り入れましょう。
ストレッチで筋肉を伸ばしてほぐし柔軟性を高めることは、血流を良くし、首や肩のこりの対策・予防に効果があります。肩甲骨を意識しながら肩を回す動的ストレッチ、首を横に倒したり、背骨にポールや丸めたタオルを置き仰向けで寝転がるなどの静的ストレッチをこまめに行いましょう。また、ラジオ体操をするもの効果的です。
ストレッチには筋肉の柔軟性を高めるだけでなく、リラクゼーションによる精神的ストレスを緩和する効果も期待できます。
定期的にストレスの緩和や解消をすることは、首や肩のこりを減らしてくれます。そのためには自律神経を整えるために、長時間のパソコンやスマホを控える、睡眠の質・食生活・運動不足などの生活習慣を改善することが必要です。また、趣味に没頭したり、誰かに話を聞いてもらうなどの自分なりのストレス解消法を持っておくことも大切です。
冷えは血行不良と筋肉の緊張を招きます。冷気をなるべく避け、首や肩を冷やさないようにすることが大切です。もしも冷えてしまったときは、ホットパックやホットタオルなどで温めたり、カーディガンやマフラーなどで対策をしたり、湯船に首まで浸かり、血流改善を促しましょう。湯船につかれない日はシャンプーをしている時間にシャワーを首(後ろ)にあて続けるのも効果的です。
Aozoraではこのようなレンジでチンして何年も使えるホットパックを施術で使用し、お客様はご自宅でも使用されています。
15種類のタイハーブが使用されており、レンジでチンすると蒸されることで蒸気温浴が行えますのでお勧めです。
ビタミンEは血行障害の改善に効果的な栄養素です。なので、ビタミンEを多く含むアーモンド・かぼちゃ・ほうれん草・ブロッコリーなどの緑黄色野菜、キウイフルーツ、うなぎ、はまち、かれいなどを食事に1品プラスしてみてはいかがでしょうか。
また、不飽和脂肪酸の一種であるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)には、動脈硬化を予防して血流を促進する作用があります。DHAやEPAはいわし・あじ・さば・さんま・まぐろなどの背の青い魚に豊富に含まれています。首や肩のこりの改善に少しでもつなげるために、バランスの取れた食事を心がけましょう。
首や肩のこりが薄毛の直接的な原因とは言い切れませんが、血行不良は薄毛の引き金になる可能性は十分にあることが分かりました。
その首や肩のこりは生活習慣の乱れや姿勢が大きく関係していました。薄毛が気になる方はまず生活習慣を改めて、より健康的な生活を心がけるとよいかもしれません。
意識して首や肩のこりの対策を続けることは、健康的な髪を守ることにもつながりますので、継続した首や肩のこり対策で、髪に栄養を届けられる環境をキープしましょう。
発毛体験受付中!
「自分はすでに薄毛?薄毛の状態ってどうなの?今起こっていることの原因は?」
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最後までお読みいただき有難うございました!
Aozoraへご相談にお越しになる方は年々増えており、特に女性の薄毛相談がとても増えています。今回は女性のご相談の中でも特に多い”前髪の薄毛”についてお伝えします。
女性特有の前髪の薄毛とは?
女性の薄毛の場合、男性の様に後退していくのではなく、前頭部から頭頂部の髪が細くなったり、抜け毛が増えたりしてボリュームが少なくなることがほとんどです。
また、M字のそりこみ部分が薄くなる場合もあります。
前頭部から頭頂部にかけて、次第に全体の髪が薄くなる薄毛のことを「びまん性脱毛症」と呼びます。
この「びまん」というのは医学用語で、「全体的に広がる」という意味です。
常に前髪をキュッときつく引っ張るような髪型をしていると、毛根に負担がかかり結果薄くなる状態を「牽引性脱毛症」といいます。
上に書いた2つが主な症状です。
では、詳しい原因とはなんでしょうか?
びまん性脱毛症の主な原因
主な原因として…
①ホルモンバランスの乱れ(閉経も含む)
②ストレス
③間違ったヘアケア
④生活習慣の乱れ
⑤過度なダイエット
などが原因で起こります。
主に40代〜50代を中心に全世代に起こりうる脱毛症です。
それぞれ詳しくみて見ましょう。
①ホルモンバランス
加齢により女性ホルモンの分泌量が減ります。カーブが急激に落ちているのが40代です。
この女性ホルモンは「エストロゲン」 といい、40代になると20代の半分ほどに減ると言われています。急激に減ることでバランスが崩れ、人によっては若い頃と髪質が変わってきたと感じる人もいます。
このエストロゲンは、髪の毛の成長を促したり、成長期を長く保つのに必要なホルモンなので、バランスが乱れると髪にも影響が及びます。
また、産後のホルモンバランスも大きく変化する為、抜け毛が増えます。
②ストレス
ストレスを感じると、自律神経が乱れます。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、ストレスを受けると交感神経が優位になります。
交感神経ばかりが働いてしまうと、血流が悪くなり栄養が身体の隅々まできちんと行き渡らない状態になります。
これが続くと、当然髪の毛もダメージを受け、抜け毛や薄毛が起こってしまいます。
③間違ったヘアケア
間違ったヘアケアをそのまま続けていると頭皮にダメージを与えてしまい、薄毛になる可能性があります。
例えば…
・洗浄力の強いシャンプーを使う。
・力強くゴシゴシ洗う。
・不衛生なブラシでのブラッシングをする。
・ブラッシングのしすぎで頭皮にダメージを与える。
・頻回に繰り返すカラーリングやパーマ
などは、頭皮に悪影響を及ぼします。
特に白髪が出てくる年代は女性ホルモンの低下する年代で、頭皮に良くないケアを続けているとダブルパンチになります。白髪はAozoraが髪や頭皮のことを考え作った『女王ボタニヘア』をお勧めします。
ケミカルな髪で大切な髪を減らさないよう、白髪がちらつき始めたら、頭皮はこれまで以上に大切にしていきましょう。
④生活習慣の乱れ
睡眠不足、運動不足、喫煙、飲酒といった生活習慣の乱れが血行不良を招きます。
髪の毛は血から栄養をもらっているので、
血行不良が起こると頭皮環境が悪くなり、髪の毛に十分な栄養や酸素が行き渡りません。
よって成長が妨げられ薄毛に繋がります。
⑤過度なダイエット
過度なダイエットも薄毛の原因になります。
きちんと考えられた食事や運動によって、適度にダイエットを行う分には良いのですが、食事を減らしたり、食べなかったりという極端なダイエットを続けるとによる体も髪も栄養不足に陥ります。栄養不足はもちろん抜け毛の大きな要因になります。気をつけましょう。
上に述べたものが主な原因ですが、1つだけではなく複合的になものにより薄毛になられている方が多いです。
Aozoraでたくさんのお客様が通われているびまん性脱毛症。日頃の生活習慣やヘアケアが深く関わっているため自宅での対策はとても大切です。次のような対策で頭皮環境を整え、元気な髪を育てましょう。
・十分かつ良質な睡眠
十分かつ良質な睡眠は、ホルモンバランスを整えることに繋がります。また、ストレスも和らぐので、自律神経の乱れで起こる血管の収縮に対処できます。良質な睡眠をとるために、睡眠の質を低下させる行動を避けることが大切です。現代人には一番難しい課題かもしれません。
例えば、寝る前にスマホやPCを見ていると、脳が活発に働いてしまい寝つきにくくなります。また、寝る直前に熱い湯に浸かったり、食事をとったりすることも睡眠の質の低下に繋がります。食事は寝る3 時間前、入浴は2時間前までにが理想です。
・健康な髪を作るためには、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。
タンパク質やビタミン、ミネラルなど、さまざまな栄養を摂ることが大切です。
そのためには、肉や魚、野菜、きのこ、果物など、好き嫌いなく、色々な食品を食べる必要があります。また、女性ホルモンに似た働きを持つイソフラボンを積極的に摂取するとよいでしょう。食事で栄養を摂るのが難しい方は、サプリメントやプロテインなどを併用するのもおすすめです。
・適度な運動
運動は、筋肉量を増やし、血流を促す効果があります。血の巡りが良くなると頭皮への栄養の供給が高まり、育毛に良い影響を与えられます。しかし、あまりに激しい運動はストレスが溜まります。ストレスのない適度な運動を長く続けましょう。
運動不足の方は、ウォーキングからまず始めるのがおすすめです!1日20分程度から初めてみると良いです。他にも、エレベーターではなく階段を使ったり、1つ手前の駅やバス停で降りて歩いたりなど、日常生活で取り入れられる事を習慣づけるのもおすすめです。
・過度な飲酒と喫煙を避ける
過度な飲酒は、亜鉛不足を招きます。
髪の毛の元になるタンパク質をケラチンに変える役割がある亜鉛は、髪の毛の生成に欠かせません。飲酒をすると肝臓でアルコールを分解する時に消費されるため、過度に飲酒をすると亜鉛不足が起こります。亜鉛が不足すると髪の毛だけでなく、風邪をひきやすくなったり、肌が乾燥しやすくなったりと、他のところにも影響が出てきます。なので、おつまみを亜鉛を多く含むものを選ぶなど工夫をするのもおすすめです。
例えば、アーモンドなどのナッツ類やレバー、チーズなどがあります。
ただしお酒の飲む際は、適量を守ることは大前提です。
過度な飲酒は避け、適度に楽しむようにしましょう。
喫煙についてですが、タバコに含まれるニコチンが血管を収縮させるため、全身の血の巡りを悪くします。喫煙により血行不良に陥ると、当然頭皮への血の巡りも悪くなります。
『百害あって一利なし』といわれるタバコ。頭皮だけなく、多くのがんや心筋梗塞、脳卒中などのリスクが高まり、非喫煙者と比べて10歳程度余命が短くなると言われています。
飲酒と喫煙の習慣を急に変えることは困難ですが、体のためにも意識して過ごされると良いと思います。
少し前のものになりますが、ご覧ください。
牽引性脱毛症の主な原因
ぎゅっと、前髪を後ろに引っ張る髪型(ポニーテールやお団子、編み込みなど)を長期間続けることで生え際の髪が抜けやすくなってしまいます。ヘアアイロンなどの習慣も、髪を引っ張る強さによっては原因となることがあります。
牽引性脱毛症は初期の段階であれば原因となっている髪型をやめることで元に戻ります。
しかし、長時間続けることで、髪の毛をつくり、支える毛包まで障害を受けてしまうと、永久的に髪が生えてこなくなることがあります。そのため早めに原因に気づき、髪型やヘアケア習慣を変えたり工夫したりすることが大切です。
前髪をいつもきつくしばるような髪型をしている人は注意しましょう。
・髪の毛をおろす
・分け目を変える
・ヘアアイロンの使用を控える
など、出来る限り髪や頭皮に負担が無いような髪型が一番おすすめです。
また、引っ張ることで血行不良が起こります。マッサージをして血流を促すのも方法も一つです。
まとめ
ボリュームが減り、ハリコシがなくなって、ようやく薄毛の自覚症状が出始めます。
対策が遅れることで、遅れた分毛髪もどんどん脱毛してしまいます。
上で述べたものは家でできることもあるので、生活習慣や、ヘアスタイルを見直してと女性特有の薄毛の改善・対策を行いましょう。
髪のためにできることはたくさんあります。
ご自身に当てはまるところから改善してみてください!きっと髪が変わります。
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